新ゴミ処理場の状況確認と前年度決算の認定 ~宮津与謝環境組合議会~

宮津与謝環境組合議会の定例会で、以下の議案が全員賛成で可決されました。
①2019(令和元)年度決算(歳入6,292百万円・歳出6,256百万円・繰越金32百万円)
②副議長に宮崎有平さん(与謝野町議員)が選任。
③特別職の報酬と費用弁償に関する条例の一部改正。
④補正予算4百万円。
尚、本会議前の全員協議会で新ゴミ処理場の運営状況が報告されました。
【宮津与謝環境組合のHP】
http://mykankyo.jp/

宮津市防災の集い2020

16年前の2004年10月20日は台風23号による災害で、宮津市の由良川や大手川が溢れ、死者4名を出しました。
今年はコロナ禍で、恒例の防災に関する講演はありませんでしたが、災害に対する心備えを新たにしました。
16年前の台風23号の爪痕(2004年10月23日)
滝上公園の隣にある日吉神社の神木も倒れました。
【2004年台風23号のWikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E6%88%9016%E5%B9%B4%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E7%AC%AC23%E5%8F%B7

第22回 Tango Good Goods 見本市展示即売会と宮津みんなの浜町にぎわいマルシェ

浜町の市民体育館と芝生公園(旧日本庭園)でのイベントです。
コロナ禍で今年は開催が危ぶまれましたが、好天に恵まれ、久し振りに人出で賑わいました。
【京丹後市観光公社のHP】
http://www.tango.jibasan.jp/tggmihonichi.html
【由良オリーブを育てる会のHP】

『宮津みんなの浜町にぎわいマルシェ』出店のお知らせ


京の名医 新宮凉庭に学ぶ

京都教育大学同窓会舞鶴支部の主催で掲題に関し、東舞鶴高校元教諭の公文公雄さんが舞鶴中央公民館で講演されました。
新宮凉庭(しんぐうりょうてい)が長崎遊学の道程を綴った「西遊日記」を基に、時系列で凉庭の足跡を辿り、その人柄などに触れる分かりやすい内容でした。
講演終了後、舞鶴メディカルセンターから舞鶴市民病院へ引越中の「新宮凉庭の銅像」をご子孫の新宮凉輔さんにご教示頂きました。

スーパー「フクヤ」が買収される!

子どもの頃から慣れ親しんだスーパー「フクヤ」が石川県のドラッグストア「アオキ」に買収されます。
宮津市に本社を置く会社が衰退していく現状…
宮津市最後の酒蔵「ハクレイ酒造」に次いで、地元本社のスーパーも市外の資本に変わります。
今までの宮津市の経済施策では通用しないのではないでしょうか?
先ずは「民間企業出身管理職の市職員中途採用」や「宮津IC南の府道9号線沿いの農地を準工業or宅地へ地目変更」することなど改善する手法は多種多様にあるのですが…
【京都新聞2020年10月15日の記事】
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/380393
【フクヤのHP】
http://www.fukuya.info/index.html
【ドラッグストア アオキのHP】
https://www.kusuri-aoki-hd.co.jp/

上宮津保育所はどうなるの?

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「公共施設再編及びまちづくり」調査研究 特別委員会の最初の課題は、本年10月に存廃が決まる「上宮津保育所」です。
喫緊の課題として所管の健康福祉部から状況をヒアリングしました。
私は主に以下の通り尋ねました。
①2004年の小泉純一郎内閣の三位一体改革時に国の交付金制度が変わってから市の保育所行政の経緯は?
②議場での質問に対する答弁あった「地元合意」は得られたのか?
③「自然に触れあえる」ことが上宮津保育所の特徴で、民間保育園の移転を誘導できないのか?
④UIターンで子どもが増加している地域なので、「廃止」ではなく一旦「休止」にできないのか?
⑤大江山トレイルやホンモロコの養殖など市の施策に協力的で活発な地域から反感をかうことが得策なのか?
次回は上宮津自治連合会から本年8月に議会へ提出された「公共施設再編に関する要望書」に対して、各自治会長のご意見をヒアリングします。

「新宮津市総合計画」等調査 特別委員会が発足!

2020(令和2)年9月定例会の全員協議会で理事者から概要説明のあった「新宮津市総合計画」に対して調査 特別委員会が発足しました。
2021(令和3)年3月に「10年先の宮津のビジョン」を描く上で、従来の抽象的な目標ではなく数値化と短期的なチェック可能なシステム構築など多くの課題があることを認識して、これから関係各部の聴取に臨みます。

議会活性化委員会で綾部市議会の予算決算委員会を視察

2019年12月に立ち上げた議会活性化委員会の最初の課題は「予算決算委員会の一元化」です。
2020年10月、「一元化」を実践されている綾部市議会を視察しました。
宮津市では、本会議で予算決算委員会に議案を付託した後、全議員が「総務文教分科会」と「産業建設福祉分科会」へ別れて審査していますが、人口減少に伴い、議員定数も減少(現14名)して委員会を一元化した方が合理的ではないかという議論が始まりました。
綾部市議会は、分科会を設けずに委員会を開催されており、全議員による質疑や審査の流れなどを学びました。(議員定数18名)
2019年3月に「宮津市議会議員政治倫理条例」を制定した折も、事前に綾部市議会を訪問してご指導を賜り、同市の条例を基に神戸市などの条例も加え、京都府で最も厳しい条例を制定できました。
今回も荒木敏文 議長・種清喜之 副議長・安藤和明 議会運営委員会委員長・片岡英晃 予算決算委員会委員長と高橋一彦 議会事務局長と議会事務局の皆さんのご高配を賜り、感謝に堪えません。

「公共施設再編及びまちづくり」調査研究 特別委員会が始動!

宮津市議会2020年9月定例会の「全員協議会」で懸案の「公共施設再編方針書」が議会に報告されました。
本年4月と6月の広報みやづで伝えられた公衆トイレや公民館などの「公共施設再編案」は、僅か2か月で市民への説明会が開催されました。
周知不足や意見交換の期間が短い等、市民の皆さんからご指摘を頂き、自治会や文化会など10団体が市議会へ要望書を提出された旨は既報の通りです。
本件は市議会に議決権はありませんが、市民の皆さんの意見を理事者へ伝える方法を会派を越えて議員自らが考え、9月定例会の最終日に緊急動議を可決しました。[賛成11・反対1(河原議員)]
今後の方針は以下の通りです。
①喫緊の課題である「上宮津保育所」と「宮津会館」を優先して協議し、その後は予定の早い順に課題を決めていく。
②閉会中も断続的に活動し、12月定例会から毎期、市長宛に提言書を提出する。

丹後から明智光秀ゆかりの地へ ~園城寺(三井寺)・西教寺・坂本城跡~

コロナ禍で放送が中断することもありましたが…
「明智光秀」が主人公のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の視聴率は好調なようです。
12日は「宮津観光アテンダントまちなか観光案内人の会」と「京都SKYセンター」の企画で「丹後から明智光秀ゆかりの地へ」と題して、滋賀県大津市の園城寺[おんじょうじ・三井寺(みいでら)]・西教寺(さいきょうじ)・坂本城跡を訪れるツアーに参加しました。
私は普段一人でふらっと着の身着のまま観光をしてきましたが…
地元のアテンダントの皆さんの懇切丁寧なご説明を伺うと新たな発見もあり、その貴重な存在に脱帽します。
尚、昨年の夏、私は西教寺と坂本城跡を訪問しましたが、観光トイレや臨時駐車場の設置など様変わりしていました。
やはり「大河ドラマ」の影響は凄いです。
ランチは芙蓉園本館でした。
元々は約50ある延暦寺の僧侶の隠居所「里坊」のひとつ白毫院です。
https://garden-guide.jp/spot.php?i=fuyoen
穴太衆(あのうしゅう)積みの石垣と洞穴があり、堤真一さんと綾瀬はるかさん主演の2011年の映画「プリンセストヨトミ」で、大坂城の落城時に豊臣秀頼の息子が逃げる抜け穴として撮影されました。

明智一族の菩提寺「西教寺」
大谷吉継の母らの寄進で慶長3(1598)年に落成した客殿など重要文化財も沢山あります。
昨年夏に訪れた時と比べて、観光客の多さに驚きました。
西教寺の総門は坂本城から移築したと伝わります。
馬に乗ったまま通れるそうです。
http://saikyoji.org/
女性から不評ですが…
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放送で仮設トイレが設置されていました。
今まさに「宮津市の公共施設再編」が取り沙汰され、観光地にとってリピーターの確保等、トイレは大切なアイテムだと宮津観光アテンダントまちなか観光案内人の会の皆さんと話が盛り上がりました。
坂本城の本丸跡
㈱キーエンスの研修所が観光客に解放され、無料駐車場になっていました。
説明板も設置されています。
坂本城本丸の石垣は白い橋の右手の琵琶湖の中に広がっています。

琵琶湖に沈む坂本城本丸の石垣
白い橋の上から撮影した写真…
縦にのびる石垣が見えるでしょうか?
当時の宣教師のルイス・フロイスが著した「日本史」には、その壮麗さにおいて織田信長の安土城に次ぐ名城と記されていますが、どんな城だったのか資料がほとんどありません。
阪神大震災の前年の1994年は記録的な猛暑が続き渇水なった折、この沖に坂本城の石垣が現れました。
当時、大阪支店に勤務していて、車で見に来ましたが…
日が暮れて坂本城が落城したことを思い出し、怖くて写真を撮ってから一目散に逃げ帰ったことが昨日のことのようです。


宮津を元気にするコンサート Vol.3

いま「宮津会館の存続」が取り沙汰されていますが…
世界のジャズ ピアニスト 中村葉子さんが「宮津文化の殿堂」を憂い、今年も地元の皆さんとライブを開催されます。
・日時:10月25日(日) 14:00~15:30(13:30開場)
・参加費:¥1,000(中学生と高校生は半額)
中村葉子さんは宮津出身で、2015年の全米さくら祭りに於いて、ワシントンのJFケネディセンターで日本の叙情詩を演奏されました。
http://nakamurayoko.net/
【毎日新聞2017年12月17日 「名器の音色、次世代へ 地元出身のピアニストが演奏 宮津会館/京都」】
https://mainichi.jp/classic/articles/20171217/ddl/k26/040/261000c
【京都新聞2020年7月26日 「保育所なくすの?」「オーケストラどこで?」市の公共施設再編方針案に住民戸惑い】
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/310755

2020年9月定例会が閉会

本会議最終日、全議案を可決して9月定例会が終了しました。
尚、昨夕「公共施設再編及びまちづくり調査研究特別委員会の設置」に関して、公明党と蒼風会の緊急動議の申し出があり、各会派調整の上、本会議で可決されました。(賛成11・反対1)
本会議終了後に全員協議会が開催されました。 10月2日(金)に時間切れとなった為、再開したものです。
【宮津市公共施設再編方針の資料】
http://www.city.miyazu.kyoto.jp/www/search/result.jsp
動画はこちらでご覧ください。
http://www.city.miyazu.kyoto.jp/www/inside/gikai/eizou/R02/9/rokuga-02Sep.htm

公共施設再編方針が決定! ~宮津市議会の全員協議会~

宮津市議会9月定例会の最終日(10月6日)に予定していた「全員協議会」が開催され、懸案の「公共施設再編方針書」が議会に報告されました。
本年4月と6月の広報みやづで伝えられた公衆便所や公民館などの「公共施設再編案」は、僅か2か月で市民への説明会が開催されました。
周知不足や意見交換の期間が短い等、市民の皆さんからご指摘を頂き、自治会や文化会など10団体が市議会へ要望書を提出された旨は既報の通りです。
本件は市議会に議決権はありませんが、市民の皆さんの意見を理事者へ伝える方法を最終日に議員全員で発議したいと思っています。
尚、今回の全員協議会の説明事項は以下の通りです。
1.宮津市長個人のオリーブ事業用地無償貸与報道の説明
9月25日の京都新聞に掲載され、城﨑市長が記者会見した「オリーブ事業用地無償貸与」に関し、弁護士の見解など明確な説明がありました。
【9月25日の京都新聞記事】
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/364714
2.説明事項と質疑
①新総合計画骨子案
②公共施設再編方針書の策定
③市税等のあり方検討委員会の提言
④GO TO MIYAZU観光ブランディング事業
【公共施設再編方針書の資料】
http://www.city.miyazu.kyoto.jp/www/info/detail.jsp?id=4775
【全員協議会の動画】
https://www.youtube.com/watch?v=hV8sqa5Svuo
私は以下2件について、質問しています。
③公共施設再編方針書の策定 1.32.22 ~ 1.37.10
④市税等のあり方検討委員会の提言 1.39.26 ~ 1.44.10
尚、今後の宮津市の動向を左右する重要な説明事項に関し、各議員の質問が相次ぎ、時間制限をすること自体が異常な為、全員協議会の終了後に幹事長会を開催し、9月定例会の本会議最終日の終了後に全員協議会を再度開催することになりました。

クマが出た!

昨日の朝から自宅の角に犬のフンが落ちてるんかな?
と思ってたら…
今朝、ご近所のおばさんから「クマのフンや!」とご教示頂き、市役所の農林水産係に通報しました。
(TEL:0772-45-1626)
近所の柿の木を食べたようです。
皆で現場を確認すると、畑の中に埋まってる柿もあり、「クマが隠したんかな?」と話してたら…
イタチのような小動物が現れ、心配そうに人間を観察していました。
暫く早朝と夜の散歩は控えます。

補正予算を可決

9月29日の本会議5日目は補正予算に関する両委員長報告後に全件可決しました。
30日の予算決算委員会は2019年度決算を審議し、本会議最終日に採決します。




新宮凉庭と順正書院 ~60年振りの再会と発見~

江戸時代後期の蘭学医で宮津市由良出身の新宮凉庭(しんぐうりょうてい)のご子孫 新宮凉輔さんと、京都市の南禅寺の隣につくった医学学校跡にある湯どうふ店 株式会社順正(じゅんせい)の大西隆 専務が面会されました。
今回の歴史的な面会を企画・実行されたのは、地元の由良出身で株式会社カスタネットの植木力社長で、現在、由良にリモートワークオフィスを建設中です。
1962(昭和37)年、由良神社で行われた「新宮凉庭の顕彰碑 除幕式」で両家のご家族が面談されてから60年が経ちましたが、お互いの資料や言い伝えを交換していると、新たな発見がありました。
これからの歴史検証やビジネスなど様々な展開が楽しみです。
新宮凉庭は、医学学校と文化サロンを兼ねた「順正書院」を南禅寺の隣に建て、大名諸侯や文人墨客らが集い、理財家として盛岡藩と越前藩の財政を立て直し、故郷の田辺藩には融資を行い、経済書も著し、日米和親条約が結ばれた1854(嘉永7)年に68歳で亡くなるまで、当時の日本の医療・政治・経済に於いて多大な影響を与えました。
尚、「順正書院」は瓦屋根に桧皮を配した造りで、後に国の有形文化財に登録され、現在、南禅寺ゆどうふ順正として賑わっています。
【新宮凉庭のWikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/新宮凉庭
【株式会社 順正のHP】
http://www.to-fu.co.jp/
新宮凉庭は16歳で福知山藩の江戸藩邸に詰め、18歳の時に由良で漢方医として開業し、昼夜を問わず、寝食を顧みずに治療に当たったと言われます。
21歳で西洋医学を学ぶことを決心し、長崎出島の商館医として働き、31歳で由良に戻った翌年、京都で開業し、名医の誉れ高く、多くの弟子も育て、新宮凉庭の門弟は、後に「寮病院」から京都府立医科大学へ発展する「京都医学研究会」を設立し、近代医学に貢献しました。
また、新宮凉庭は経済的にも成功し、52歳で医学学校と文化サロンを兼ねた「順正書院」を南禅寺の隣に建て、大名諸侯や文人墨客らが集い、理財家として盛岡藩と越前藩の財政を立て直し、故郷の田辺藩には融資を行い、経済書も著し、日米和親条約が結ばれた1854(嘉永7)年に68歳で亡くなるまで、当時の日本の医療・政治・経済に於いて多大な影響を与えました。

朽木そばと栃もち

福井県小浜市へ行ったついでに滋賀県の安曇川(あどがわ)の清流にある永昌庵(えいしょうあん)で朽木(くつき)そばと栃(とち)もちを食べました。
2014年に全線開通した舞鶴若狭自動車道で繋がった近隣との観光連携…
まだまだ可能性を秘めていると実感します。
【永昌庵の食べログ】
https://tabelog.com/shiga/A2505/A250501/25000201/
【栃もちWikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%83%E9%A4%85
【安曇川のWikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E6%9B%87%E5%B7%9D
【鯖(さば)街道のWikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AF%96%E8%A1%97%E9%81%93