宮津祭2025

今年も天候に恵まれ、町中に祭囃子が溢れました。
江戸時代初期に始まった宮津祭は、昭和中期に山王宮日吉神社の「山王祭」に合わせて、和貴宮神社の「東祭」が同日に行われるようになりました。
江戸時代は武士も参加して、神輿(みこし)・神楽(かぐら)・浮太鼓(うきだいこ)が7万石の宮津城の大手門から大膳門を通り抜け、城内と町中を巡回する珍しい祭りだったと伝わります。
午前11時半、和貴宮神社の神輿が出発しました。
5月15日は、亀ヶ岡が歩行者天国になります。
宮津祭の亀ヶ岡に来ると、未だに胸が高ぶります。
宮津保育所から亀ヶ岡と宮津市街地を望む
和貴宮神社の浮太鼓
石井幸孝 JR九州 初代社長のご実家
江戸時代の祭で宮津藩主のお姫様をお迎えして、神楽・浮太鼓・神輿を見学するお座敷があったので、毎年、宮津祭に帰省されます。
石井幸孝 JR九州 初代社長のご実家に近づく山王日吉神社の神輿
山王日吉神社の神輿は、夕闇と共に漁師町の御旅所(おたびしょ)と石井幸孝さんのご実家の間を往復します。
これは「練り込み」と呼ばれます。
如願寺川にかかる小橋を超えると、「練り込み」は終わって、山王日吉神社の「宮入り」道中を進みます。
「宮入り」と共に神輿担ぎ手の掛け声が変化します。
石井幸孝さんのご実家は、江戸時代に宮津藩主のお姫様をお迎えして、神楽・浮太鼓・神輿を見学するお座敷があったそうです。

小田原城攻略の本陣 石垣山城

夕方6時前に豊臣秀吉が本陣を置いた石垣山城に登城しました。
人気のない山城は得体のしれない怖さを感じますが、435年前の歴史に思いを馳せる至福の時です。
天正19(1590)年3月に京都を出陣した豊臣秀吉は諸大名を動員した大軍で、北条氏が守る関東の各城を攻め、北条氏が籠る小田原城を包囲しました。
秀吉の本陣は、当初、北条氏の菩提寺である箱根湯本の早雲寺に構えました。
北条氏の支城があった標高261mの石垣山に同年4月から築城を開始し、6月末には完成したそうです。
完成後一斉に木を伐採したため「一夜城」の伝説もありますが、小田原城の間近にあり、少し無理があるようです。
 

小田原漁港と報徳二宮神社

1587(天正15)年創業で小田原漁港の鮑屋が手がける「さじるし食堂」の15時半ラストオーダーに何とか間に合い、遅いランチをとりました。
名物の「半生アジフライ」は完売でしたが、海鮮丼も絶品です。
「新鮮な魚料理店」や「魚料理の自販機」など観光地としての小田原漁港も学ぶところが多いです。
小田原城内にある報徳二宮神社にもお参りしてきました。
どこの小学校にもある「二宮金次郎」を祀っています。
報徳二宮神社から登城すると「中世の小田原城」を知ることができます。

難攻不落の小田原城

東京からの帰りに熱海の親戚を訪れる途中で小田原に立ち寄りました。
サザンを聴きながら鎌倉から相模湾を横目に車で走っていると日吉に住んでた頃へ戻りそうですが…
1587(天正15)年創業で小田原漁港の鮑屋が手がける「さじるし食堂」15時半のラストオーダーに何とか間に合い、遅いランチをとって、久し振りに小田原城に登城しました。
戦国時代に約9㎞に及ぶ総構えを有する小田原城は、上杉謙信や武田信玄の攻撃に耐え「難攻不落」と言われましたが、1590(天正18)年に豊臣秀吉の大軍に囲まれ3ヶ月で降伏しました。
夕暮れ間際に豊臣秀吉が本陣を置いた石垣山城にも登城しましたが、人気のない山城は得体のしれない怖さを味わいます。
 

高知県室戸市の「廃校水族館」がNIKKEIプラス1 なんでもランキングで第1位!


https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD269610W5A320C2000000/
4月26日の日本経済新聞のNIKKEIプラス1 なんでもランキングは「変身した廃校10選」で、2023年8月に視察し、本年3月の一般質問「水族館を復活する提案」で取り上げた高知県室戸市の廃校水族館が第1位に選ばれました。

【新無所属クラブの視察報告書】
https://www.city.miyazu.kyoto.jp/uploaded/attachment/11051.pdf

令和7年3月宮津市議会定例会 星野 和彦 議員の一般質問「①子ども食堂 の支援体制 ②水族館を復活 する提案」

「堀田力さんを偲び ふれあい社会を語る会」が京都新聞に掲載されました

堀田力さんがさわやか福祉財団を通じて20百万円を寄付された宮津市社会福祉協議会の小田会長夫妻、社外取締役を長年務められた由良出身の株式会社カスタネット植木社長も参列され、宮津出身者としてコメントを掲載頂きました。

山口崇さんのご冥福をお祈りします

「大岡越前」で8代将軍 徳川吉宗を1970年から約30年間演じられた山口崇さんが4月18日に亡くなられました。
4月25日に代々幡斎場でお通夜が営まれ、幡ヶ谷辺りを車で通過する時に手を合わせました。

堀田力さんを偲び ふれあい社会を語る会

 
4月19日に開催されたさわやか法律事務所主催の「堀田力 先生を偲ぶ会」に続き、4月25日、公益財団法人さわやか財団の主催で増上寺に於いて「堀田力さんを偲び ふれあい社会を語る会」が開催されました。
ロッキード事件の折、東京地検特捜部検事として田中角栄元総理に論告求刑した堀田力(ほったつとむ)さんは、お父さんが旧制宮津中学(現 宮津天橋高校)で英語の先生を務められ、宮津で幼少期を過ごされました。
堀田力さんは法務省官房長を1991年に退官し、弁護士登録をするとともに「さわやか福祉推進センター」(現さわやか福祉財団)を設立し、ボランティア活動の啓発に取り組まれました。
2021年3月3日、宮津市の「助け合い・支えあいのある地域づくりフォーラム」等で講演されました。
講演終了後に宮津市社会福祉協議会が赤字体質で困っている旨をお伝えしたところ、間髪入れずに20百万円を寄付頂きました。
過分のご対応に驚き、お礼を伝えると、「欧米並みに寄付の文化を日本に根付かせたいんだ」とだけお答えされ、私は感動しました。
堀田力さんのご冥福をお祈りします。
【弔辞】
川淵三郎 Jリーグ初代チェアマン
大竹美喜 アメリカンファミリー生命保険(AFLAC)日本支社 設立者
松岡紀雄 神奈川大学名誉教授
中村秀一 元厚生労働省大臣官房審議官
村木厚子 元厚生労働事務次官
加藤由紀子 ふれあい天童 理事長と中村順子 NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸 理事長
【祭壇に設けられた講堂に貼られたパネル】
【受付に設けられた「活動の軌跡」パネル 】
【交流スペース「蓮華の間】
写真と著書が展示されています。
「少年魂」には宮津時代のお話もたくさん掲載されています。
【交流スペース「妙音の間」】
小さな祭壇と写真が展示されています。
前夜、車で宮津を出発し、午前7時過ぎに東名高速道路 足柄サービスエリアから富士山を望む

市民と議会の懇談会2025春

 
例年、秋の「市民と議会の懇談会」は各地区をまわり、春は団体等と意見交換していますが、今春は、3月定例会で審議・可決した「令和7年度予算」を議会から報告し、市民の皆さんと意見交換します。
4月23日の夜から栗田地区公民館で懇談会がスタートしました。
 

「雪風」に乗った少年~十五歳で出征した「海軍特別年少兵」~』の編者 小川万海子さん

ご多忙の折、『「雪風」に乗った少年~十五歳で出征した「海軍特別年少兵」~』の編者 小川万海子さんにお時間を頂き、2021年11月に94歳で亡くなった著者 西崎信夫さんの思いやロシアのウクライナ侵攻に関して貴重なお話を伺いました。
昨年10月にフジテレビで小川さんとお会いした時、ウクライナの歴史や美術・文学に関する著書「ウクライナの発見」を頂きました。
今のウクライナ情勢に関する思いも一入だと感じます。
「雪風」に乗った少年は、太平洋戦争の名だたる海戦に出撃した駆逐艦 雪風(ゆきかぜ)に乗船した少年兵 西崎信夫さんの「生き抜く力」の物語で、1945(昭和20)年7月30日の宮津空襲(宮津湾海戦)も登場します。
総務省が委託する「帰還者たちの記憶ミュージアム」(新宿住友ビル33階)で、特別企画展『15歳 少年兵の記憶 僕は、駆逐艦「雪風」から散っていく命を見た。』が昨年7月17日(水)~10月14日に開催されました。
7月30日の宮津空襲の日に2016年から続けてきた慰霊祭を昨年「宮津空襲を語り継ぐ会」に変更しました。
戦後80年の今年は、雪風のお話もしっかり子ども達へ伝えたいと思います。

宮津出身の堀田力 先生を偲ぶ会

4月19日(土)、さわやか法律事務所主催の「堀田力 先生を偲ぶ会」が法務省の法曹会館で開催されました。
ロッキード事件の折、東京地検特捜部検事として田中角栄元総理に論告求刑した堀田力(ほったつとむ)さんは、お父さんが旧制宮津中学(現 宮津天橋高校)で英語の先生を務められ、宮津で幼少期を過ごされました。
堀田力さんは法務省官房長を1991年に退官し、弁護士登録をするとともに「さわやか福祉推進センター」(現さわやか福祉財団)を設立し、ボランティア活動の啓発に取り組まれました。
そして、宮津市の「助け合い・支えあいのある地域づくりフォーラム」等で講演されました。
2021年3月3日、講演終了後に宮津市社会福祉協議会が赤字体質で困っている旨をお伝えしたところ、間髪入れずに20百万円を寄付頂きました。
過分のご対応に驚き、お礼を伝えると、「欧米並みに寄付の文化を日本に根付かせたいんだ」とだけお答えされ、私は感動しました。
会場で宮津市社会福祉協議会への寄付の経緯を伺うことも叶いました。
堀田力さんのご冥福をお祈りします。
さわやか法律事務所主催の「堀田力先生を偲ぶ会」実行委員長 高野利雄 弁護士の開会挨拶
ロッキード事件で田中角栄 元総理大臣の捜査に関する貴重なお話を伺いました。
尚、「堀田力 先生を偲ぶ会」の前夜は、綱町三井俱楽部で堀田力さんの宮津小学校の同級生の皆さんから様々なお話を伺いました。
90歳になられても、皆さん現在も各界でご活躍中です。
次週4月25日(金)は、公益財団法人さわやか財団の主催で芝の増上寺で「堀田力さんを偲び ふれあい社会を語る会」が開催されます。
【会場に設置された堀田力さんの書籍や日記、新聞記事など】
手に取って読むことができました。
堀田力さんの「少年魂」から抜粋
お母さまは4歳の時に宮津で亡くなられました。
【会場で上映された「堀田力先生を偲ぶ会」のスライド】
全52画面
結核予防会 尾身茂 理事長と
立食時のお隣の紳士がなんと!
コロナ禍において国内の感染対策本部の重責※を担われた尾身茂さんで、本年3月の日本経済新聞「私の履歴書」でのエピソードや、私が市会議員で最初に感染者となった折に実名を公表したことなどゆっくりお話させて頂く機会を得ました。
尾身茂 – Wikipedia
※2020年、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード構成員、新型コロナウイルス感染症対策本部新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長、新型インフルエンザ等対策閣僚会議新型インフルエンザ等対策有識者会議新型コロナウイルス感染症対策分科会長等を歴任。
2022年から結核予防会長。
伊藤鉄男 東京地方検察庁元特捜部長の中締め挨拶

堀田力さんを偲んで ~東京から宮津を元気にする会~

さわやか法律事務所主催の「堀田力先生を偲ぶ会」の前夜に、東京在住で堀田力さんの宮津小学校時代の同級生の皆さんと綱町三井俱楽部に集まりました。
故人を偲び、小学生5年生の時に終戦を迎えられ、7月30日の宮津空襲の惨禍についてもお話を伺うことができました。
尚、ロッキード事件の折、東京地検特捜部検事として周囲の反対を押し切って田中角栄元総理に論告求刑した正義感の礎は、堀田力さんの著書「少年魂」にも記されています。

お隣の伊根浦が3位!~NIKKEIプラス1何でもランキング~

2025年4月12日の日本経済新聞 NIKKEIプラス1何でもランキングは、『時を超え「暮らし」今につなぐ 伝統建築の町並み10選』で、伊根町の伊根浦の「舟屋230軒、日本で一番海に近い暮らし」が3位に選ばれました。
尚、ベスト10は以下の通りです。
1位 白川郷(岐阜県白川村)
「世界遺産30年、集落守る相互扶助の営み」
2位 今井町(奈良県橿原市)
「漆喰塗りの古民家、町並み保存の先駆け」
3位 伊根浦(京都府伊根町)
「舟屋230軒、日本で一番海に近い暮らし」
4位 温泉津(ゆのつ)(島根県大田市)
「石見銀山もより、天然温泉湧く港町」
5位 坂本(大津市)
「春は桜、秋は紅葉 癒やされる石垣の道」
6位 竹富島(沖縄県竹富町)
「緑、赤、青…琉球の暮らしを伝える色彩」
7位 元町末広町(北海道函館市)
「丘の上から港まで、広がる異国の趣」
8位 宿根木(しゅくねぎ)(新潟県佐渡市)
「江戸期の路地に迷い込む心地」
9位 熊川宿(くまがわじゅく)(福井県若狭町)
「京に向かう鯖街道、水路流れる宿場町」
10位 妻籠宿(つまごじゅく) (長野県南木曽(なぎそ)町)
「木曽路は山の中、まるで宿場の野外博物館」

宮津の桜2025

今年は花粉が異常に多い春ですが…
今年も駆け足で宮津の桜の名所を見学しました。
①宮津幼稚園と宮津小学校を隔てる道路(旧宮津城の外堀跡) ②日和が丘の宮津中学校 ③桜山 ④須津の桜並木⑤日置の金剛心院 ⑥日置の妙圓寺 ⑦日本冶金工業 大江山製造所前 ⑧府中小学校 ⑨海園望 ⑩宮津市運動公園 ⑪由良駅前 ⑫京口橋の桜

戦艦大和 撃沈から80年

1945(昭和20)年4月7日14時23分…
当初、旧帝国海軍の旗艦も務め、当時の世界最新鋭戦艦 大和は、12時32分から米国軍機動部隊約400機の攻撃を受け、鹿児島県坊津沖約200Km、北緯30度22分東経128度4分で撃沈され、約3千名が亡くなりました。
「時代遅れの大艦巨砲主義」「俄仕立ての作戦」「情報収集の軽視」等、大和轟沈に拘る海軍首脳部の反省点は尽きませんが、根本である国の誤った「戦術と戦略」で辿った悲惨な歴史を改めて考えざるを得ません。
今年は戦後80年…
宮津へ戻ってから11年経ちましたが、戦争を語り継いでくれる人がほとんどいなくなりました。
戦艦大和のの沖縄特攻など太平洋戦争で名だたる戦闘に出撃しながら戦後まで生き延びた奇跡の駆逐艦「雪風」の映画が8月15日公開されます。(主演は竹野内豊さん)
宮津空襲でも奇跡的に生き延びた雪風に思いが馳せます。

関西大学 千里山キャンパスの桜

今年は、京大病院で検査結果を伺ってから関西大学 晋キャンパスの桜を鑑賞しました。
同大学出身で三井物産OBの三宅信史さんとブラジルへ引っ越すサラリーマン時代の後輩+愛犬やまとで暫く学生時代に戻ってきました。
関西大学の前身「関西法律学校 発祥の地」顕彰碑と児島惟謙の胸像
オーストリア エッゲンベルグ城所蔵
豊臣期大坂図屏風の陶板画(復元)
画面中央では、下の方に旧淀川(大川)が流れ、その向こうに大坂城と城下町が描かれています。 つまり、北から見た構図ということになります。
ただし、画面右上の住吉大社と四天王寺は西からの構図で描かれています。
また、画面左端の宇治平等院・石清水八幡宮・天王山は、本来なら大坂から大きく距離が離れた場面です。
これらは、屏風の限られた画面におさめるために、金雲で空間を処理するなどして描かれています。(関西大学HPより抜粋)
 
愛犬やまとは15歳…
人間の年齢にすると76歳※です。
知らない人が与える食べ物は水でも口にしない賢くておとなしい犬です。
※環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」による犬の年齢を人間年齢で換算する計算式
・小型・中型犬:24+(年齢−2)×4
・大型犬:12+(年齢−1)×7
関西大学が発掘した「高松塚古墳壁画」再現展示室

肺の定期検査の結果は…

すっかり毎春恒例になりましたが…
今回も薄い影は消えませんでした。
しかし、今すぐ悪化することはないので、また来年検査します。
2018年の歳末頃から咳が続き、帰省していた幼馴染に勧められ翌年1月に京都府立医科大学北部医療センター(与謝の海病院)でCTを撮ったら、右肺に小さな影が写りました。
念のため2019年4月から京大病院に移り半年毎にCT撮影をして、2020年からは1年毎に経過観察を続けています。
交通の便も考慮頂き、来年からは丹後中央病院で検査することになりました。
京大病院から東大路通を越えると聖護院があり、毎年、桜を鑑賞していますが、今年は枝が随分伐採されました。
僅か1週間で満開となり、既に葉桜になりつつあります。
聖護院八つ橋総本店
創業は1689(元禄2)年です。