仕事納め2022

市街地に雪が積もることなく新年を迎えられそうですが…
官公庁は今日が仕事納めです。
会派控室の大掃除は12月23日の議会最終日に済ませ、今日は来年のカレンダーをつけ替えました。
来年もコツコツ頑張ろうと誓って退庁しました。

「ハンティングドローン」がジャパンタイムズに掲載

2021年9月と2022年12月議会の一般質問で取り上げましたが…
「ハンティングドローン」が12月26日のジャパンタイムズに掲載されました。
本年2月に由良地区の実証実験でお世話になったお隣り福知山市猟友会の皆さんも登場します。

「レンタル電動自転車」がジャパンタイムズに掲載


As Japan takes to rental e-scooters, some see changes to cities ahead | The Japan Times
2022年12月議会の一般質問で取り上げましたが…
「レンタル電動自転車」が12月26日のジャパンタイムズに掲載されました。
電動スクーターは2024年4月までに免許が不要になるそうです。
令和4年12月宮津市議会定例会 星野和彦議員の一般質問〔①自転車を活用した町づくり ②オリーブ事業と鳥獣被害対策の現状と課題〕 – YouTube

歳末のご挨拶回りOSK2022

「遠くから大雪のなか大変やなぁ!」と大阪で言われますが…
「朝7時の高速バスに乗って梅田着が9時過ぎ、今年は一度も雪が積もっていませんよ !!」とお答えすると皆さん驚かれます。
高知や名古屋で雪が積もっても…
今年の福井県以西の日本海側は雪があまり積もっていないようです。
通算13年間勤務した中之島の界隈も最近顕著に開発が進み、淀屋橋にあった美津濃の本社ビル周辺も様変わりです。
そして、何より驚いたのは大阪三井物産ビル3階の食堂が来年2月に閉鎖するそうです。
年明けの夜に「エイひれ」で一献傾けようと旧知の仲間と約束しました。
3階の食堂で三井物産関西支社の元機械部長の大石高義さんと
大石さんは今もきんでん関西サービス株式会社でご活躍です。
今年はご家族で宮津へ釣りに来て頂きました。
「まごころ営業」は健在です。

宮津市議会2022(令和4)年12月定例会 最終日

最終日に「出産・子育て応援事業」と「美食のまちづくり推進事業」の補正予算10百万円が追加され、全議案を可決して12月定例会終了しました。
本会議終了後に全員協議会が開催され、理事者から以下7件の説明がありました。
1.未来の庁舎を考える市民会議提案及び庁舎に関する市民アンケート結果
2.宮津市DX推進計画の策定
3.第3期宮津市スポーツ推進計画の策定
4.公の施設に係る令和5年度からの指定管理者の指定に向けて
5.一般廃棄物(し尿)処理手数料の見直し
6.宮津市公共下水道使用料金の見直し
7.宮津市学校施設等の在り方検討委員会の提言

ナガシマファームのオリーブ園が開業 ~三重県桑名市~

12月議会で一般質問した「オリーブ事業」の動画を見てくれた学生時代の友人が教えてくれ…
東京からの帰りに本年11月11日にオープンした三重県桑名市のナガシマファームに立ち寄りました。
同ファームはナガシマリゾートが経営し、伊勢湾岸自動車道の長島IC&SAから歩いて行ける「遊園地ナガシマスパーランド」に隣接しています。
南欧風の搾油場と売店の背後にスペインのバレンシア州から樹齢2千年のオリーブを移植し、約2千本のオリーブ園が広がっています。
ナガシマリゾートの敷地内で植えてきた約5百本のオリーブから採れる実が増え、国内の先進地に学び「オリーブ事業」に参入されたそうです。
また温室の「いちご狩り」も好評です。
オープンテラスでオリーブのアイスクリームを食べました。
スペインから運ばれた約2百年前の巨大な壺「Amphora」(アンフォラ)

歳末のご挨拶回りTKY2022

車中2泊の強行軍でしたが…
コロナ感染の第8波を避けて車で上京しました。
東京から宮津を元気にする会で「練り製品で町おこし」をご提案されたアサヒビールの名誉顧問 竹縄亨さんとJR九州の初代社長 石井幸孝さん…
この時期に宮津の竹輪や蒲鉾をお届けすると、確かに皆さん満面の笑みで喜んで頂けます。
帰りは20年前に住んでた横浜市の日吉駅前にある「小満津」の中トロ定食を食べました。
懐かしさが込み上げてきます。
日吉の駅前は学生街だけあって、美味しい店がたくさんあります。
20年前に住んでたマンションにも立ち寄りましたが、周辺は随分変わりました。

古文書講習会2022 ⑥/7(12月17日) ~京都府立丹後郷土資料館~

今日の「実践編」は、大坂城代・京都所司代・老中といった重職を重ねてきた宮津藩主の本庄(松平)宗秀が慶応2(1866)年5月に第2次長州征伐の副総督となって更に出費が嵩み、藩士の生活がひっ迫する程の財政危機に陥った状況を読み解きました。
156年前も財政危機の町やったんか…
思わず、こっそりぼやいてしまいました。
「入門編」は宮津藩で出された禁制を題材にくずし字を学びました。
尚、図書館100周年のイベント等で出席できなかった前回11月26日の講習資料も添付します。

第16回 迎春 天橋立一斉清掃2022

毎年12月、日本三景 天橋立(全長約3km)の両端 文殊と府中に分かれて、ボランティアが集い、約10トンのゴミや枯葉を回収します。
今年は天橋立の名勝100年・特別名勝70年にあたり、生憎の雨にも拘らず、大勢の皆さんが集いました。

第2回 宮津田井 海まちフェスタ

コロナ禍とうらにしの間隙を縫って…
宮津市田井にある京都府立青少年海洋センター「マリーンピア」と「田井宮津ヨットハーバー」で、キッチンカーによる飲食店、音楽イベント、クルージング等を楽しむイベントが開催されました。
地元の皆さんから甘い焼き芋とつみれ汁が無料で振舞われ、寒さに負けず大勢の市民が訪れました。
マリーンピアの飲食ブース
宮津天橋高校 合唱部
「田井宮津ヨットハーバー」は、丹後地方でスーパーマーケットやリゾート施設を経営する㈱にしがきが昨年7月に公募で10年間の施設運営者に選ばれ、本年グランピングを開始しました。
【㈱にしがきのHP】
http://www.super-nishigaki.jp/
田井から見る天橋立
大学生時代、夏のバイト先でした。
2階のバーベキュー場

議案審議 ~2022(令和4)年12月定例会~

12月9日(金)の午前中は全議員が総務文教と産業建設福祉の常任委員会に分かれて案件を審議しました。
私の属する総務文教委員会では人事条例と請願を審議・採決しました。
午後からは全議員による予算委員会で補正予算を審議・採決しました。

一般質問と質疑 ~2022(令和4)年12月定例会2・3日目~

議長を除く13議員全員が12月7日(水)・8日(木)の2日間に理事者へ質問や提案を行いました。
一般質問の終了後に質疑が行われました。
【私の一般質問の原稿と動画】
1.自転車を活用した町づくり
近年、自転車を活用した観光や通勤が広がっている。
市内の全域を繋ぐ電動アシスト付き自転車のレンタル事業や丹鉄が始めた自転車で交通機関を利用できる体制の拡大等を提案する。
2.オリーブ事業と鳥獣被害対策の現状と課題
今年で9年目となるオリーブ事業は植栽本数が約5千本だが、近頃シカの被害に遭っている。
自動車との衝突なども含め年々深刻になる鳥獣被害の対策とあわせて現状と課題を尋ねる。

無所属クラブの星野和彦です。
通告に従い一問一答方式で2点質問します。
1点目は、「自転車を活用した町づくり」で、2点目は「オリーブ事業と鳥獣被害対策の現状と課題」です。
質問の概略は、1点目が「観光や二酸化炭素CO2削減など自転車を活用した施策の経緯・現状・今後の構想」、「自転車を活用する国内外のトレンド」の順にお尋ねし、「SDGsと観光の視点から自転車を活用した町づくり」をご提案します。
2点目の質問では先ずオリーブに関して、「事業開始後9年間の経緯と現状」、「課題と思われる事案4件」、「由良・日置・府中の地域間連携と次世代への承継などに関する宮津市の根本的な方針」の順にお尋ねします。
鳥獣被害対策については、「生息数・捕獲数・被害の状況と金額の現状」、「課題と思われる事案4件」、「鳥獣処理施設の臭気対策」の順にお尋ねします。
理事者の皆様には具体的かつ簡潔なご答弁を頂き度く、お願い申し上げます。

Ⅰ.自転車を活用した町づくり
1.観光やCO2削減など自転車を活用した施策の経緯・現状・今後の構想
(1)宮津市
では1点目の質問「自転車を活用した町づくり」について、お尋ねします。
近年、自転車道の整備が進み、SDGsの観点とコロナ禍のパンデミックも重なり、先進国で自転車の利用者が増えています。
昨年11月の日本経済新聞でも特集されましたが、アメリカ合衆国に於ける温室効果ガスの最大の排出源は交通機関であり、その中でも乗用車と小型トラックが約6割を占めています。
首都ワシントンD.C.の自転車で通勤する人の割合は、1990年代には僅か1%でしたが、2000年代に自転車レーンの建設が始まると、2018年までに自転車通勤者の割合は5%に増えたそうです。
「自動車を自転車に乗り替えれば、電気自動車に替えるより一早く温室効果ガスを削減できる」そんな一節もありました。
一方、国内に於いても都市圏や観光地で自転車の利用者が急増しています。
先月の勤労感謝の日、東京都はレインボーブリッジの首都高速道路部分を通行止めにして自転車でお台場などの臨海部を走行するイベントを開催し、冷たい雨にもかかわらず約2千人が集まりました。
スターターを務めた小池百合子知事は「環境と健康に良い自転車を楽しめることを東京の魅力に加えていきたい」と開会の意義を伝えました。
このようなトレンドの中で、自転車道や駐輪場の整備、電動アシスト付自転車(E-BIKE)の展開、交通事故や盗難の対策なども必要になりますが、宮津市に於ける観光や二酸化炭素CO2削減など自転車を活用した施策の経緯・現状・今後の構想をお尋ねします。
(2)京都府・海の京都DMO・丹鉄のサイクルトレイン・民間企業等
京都府、海の京都DMO、丹鉄のサイクルトレイン、民間企業などに於ける観光や二酸化炭素CO2削減な

ど自転車を活用した施策の経緯・現状・今後の構想をお尋ねします。
2.自転車を活用する国内外のトレンド
冒頭でも申し上げましたが、国内外を問わず、自転車を活用する町づくりが増えています。
ここで主な国内外の取組事例を幾つかピックアップします。
先ず無所属クラブと個人で視察した事業を挙げます。
①2007年にユネスコの世界遺産に選ばれた島根県太田市の石見銀山では近辺約3.5kmにわたり自家用車の乗り入れを禁止し、徒歩、自転車、電動アシスト付自転車とシャトルバスで観光します。
②びわ湖一周サイクリング「ビワイチ」を滋賀県と共に推進する守山市では自転車の購入費を補助する制度があり、タクシーや漁船に自転車を搭載することもできます。
③2020年2月に訪問した東京都千代田区では株式会社NTTドコモと提携した「コミュニティサイクル事業」の実証実験を開始、電動アシスト自転車800台を85か所に設置し、年間利用回数・約360万回、登録者数・約13万人の実績をあげていました。
④神奈川県鎌倉市では、ソフトバンクグループの社内起業制度から生まれたOpen Street株式会社が運営する「HELLO CYCLINGシェアサイクル」で電動アシスト付自転車を江ノ電の駅や神社仏閣等41か所に設置し、スマフォのアプリで設置場所や空き状況を検索し、支払いを決裁します。
尚、Open Street株式会社は「HELLO CYCLING」の他に、スクーターのシェアサービス「HELLO SCOOTER」、駐車場のシェアサービス「BLUU Smart Parking」も展開しています。
因みに、「HELLO CYCLING」の電動アシスト付自転車の設置場所は全国のコンビニエンスストア・大学・病院・駅など約4千ヵ所あります。
次に自転車を活用したまちづくりを推進する主な団体を2件あげます。
①その名の通り「自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会」は全国1,741市区町村の内409、約23%が加入しています。
京都府内では八幡市・京田辺市・木津川市・精華町が参加しています。
②「自転車活用推進官民連携協議会」は、2017年に施行された自転車活用推進法に基づき、各府省庁が一体となる自転車活用推進本部が創設され、民間団体と共に本協議会が創設されました。
自転車通勤の拡大、良質な自転車の供給、交通安全教育の推進、サイクルツーリズムの推進等に取り組んでいます。
残念ながら自転車を活用する世界の国々を逐一お話しする時間はないので、主なトピックスを挙げます。
世界一の自転車保有率を誇るのはオランダで、国民一人当たりの自転車保有率が1.1台だそうです。
ドイツやイギリスなどでは自転車専用の高速道路「サイクル・スーパーハイウェイ」を展開し、東南アジアの国々でも自転車専用レーンが定着しています。
以上おおざっぱではありますが、自転車を活用する国内外のトレンドの概略をご説明しましたが、宮津市でも今後検討できそうなものはないでしょうかお尋ねします。

3.提案
(1)SDGsの観点から市職員や市民の通勤手段を自動車から自転車に変更する奨励制度
SDGsの観点から市職員のみならず市民の通勤手段を天候の良い時のみ自動車から自転車に変更する奨励制度の確立をご提案しますが、如何でしょうか。
【第2質問】
市役所の駐輪場の整備。
(2)観光への活用等
観光へ自転車を活用する視点と持続可能な地域公共交通の補助として以下3点をご提案します。
①天橋立から橋北地域・旧宮津町内・栗田半島・由良の「安寿と厨子王」伝説の足跡など市内全域と繋がる体制作り。
②京都府全域・海の京都DMO、JR西日本・丹鉄・丹海バス・タクシー会社との連携。
③スマフォのアプリを活用する電動アシスト付自転車のシェア・サイクリング・サービス会社の誘致。
以上3点についてお尋ねします。

Ⅱ.オリーブ事業と鳥獣被害対策の現状と課題
1.オリーブ事業
(1)事業開始後9年間の経緯と現状
事業開始後9年間の経緯と現状をお尋ねします。
2016年12月の一般質問概要】
宮津市のオリーブ事業に関する①広域連携の構築、②組織体制、③事業計画、④オリーブ事業開始時より知識と経験を積み2017年3月で任期満了する地域おこし協力隊員の処遇を問い、以下の通り答弁があった。
①2016年3月に提携した日伊文化交流協会(以下日伊協)の栽培技術を固め、当市が発信する過程で、産地間競争を念頭に検討する。
②日伊協と共同で事業全体をマネジメントする民間組織を2016年度内に設置する。
③2019年度迄に1万本を植樹し、成木になる2031年度迄の収穫と売上高を算出済で、粗利益を加えた詳細な事業計画を今後作成する。
④地域おこし協力隊員本人と協議し、改めて事業参加できる環境整備等対応を検討中である。
2017年6月時点の進捗状況は以下の通り。
①未達 ②オリーブオイル宮津を設立(法人登録は未だ) ③未提出 ④オリーブオイル宮津に就職。
(2)課題
①苗木1万本計画から現状約5千本に留まった要因と減少後の採算シミュレーション
次に課題について4件伺います。
1点目に苗木1万本計画から現状約5千本に留まった要因と減少後の採算シミュレーションをお尋ねします。
cf.要因:誘致した企業がDeclineと大宮ファーム、苗木:4,696本、収穫量:800kg(前年600kg)、搾油:R2

年度48.8ℓ・R3年度54.1ℓ、搾油率:約8%、
【第2質問】
R3年度の売上高はシミュレーション上18百万円に対して2.9百万円で、進捗率16%です。
R7年度の売上高はシミュレーション上53百万円ですが、達成できますか。
【所見】
目標値に対する計画の見直しも大切だと思料される。
しかし、市全体では唯一伸びている事業。
②中核組織となる法人設立と商標権の確立
中核組織となる法人設立と商標権の確立についてお尋ねします。
【第2質問】
地域団体商標に関しては、特定の人に利するのではなく、法的な根拠を確認して、由良・日置・府中地区を中心とした宮津オリーブ生産者の会の皆さんの総意が前提だと思います。
如何でしょうか。
cf.地域団体商標はNPO法人or協同組合
③「苗木購入」「土地改良」「加工場設立」等への補助制度
「苗木購入」「土地改良」「加工場設立」等への補助制度についてお尋ねします。
④懸案の㈱オリーブオイルに宮津市が無償貸与した備品の返還
懸案の㈱オリーブオイルに宮津市がオリーブの中核組織になることを見込んで無償貸与した備品の返還についてお尋ねします。
2020年9月の一般質問で「株式会社オリーブオイル宮津への運営補助は2019年3月末に終了し、同年12月に催促状を出したが、未返還だ。今後、適切に対処したい。」との答弁がありました。
3年以上にわたり貸したものが返ってこないのであれば異常な状態です。
現況をご説明ください。
(3)由良・日置・府中の地域間連携と次世代への承継などに関する宮津市の根本的な方針
由良・日置・府中の地域間連携と次世代への承継などに関する宮津市の根本的な方針をお尋ねします。
2.鳥獣被害対策
(1)生息数・捕獲数・被害の状況と金額の現状と近隣市町の担当職員数
昨年12月の一般質問でのご答弁で、令和2年度の捕獲数は1,168頭で、イノシシ51%、シカ34%で、狩猟者免許所持者は66人、うち狩猟者登録43人、有害鳥獣の被害防止捕獲班員19人、農作物の被害額は490万円でした。
生息数・捕獲数・被害の状況と金額の現状と近隣市町の担当職員数をお尋ねします。
(2)課題
①被害状況の正確な把握

鳥獣被害対策に関する課題を4点伺います。
先ず1点目は被害状況の正確な把握が求められていることです。
cf.自動車の被害、農家は逐一報告しない、現場に出かける「よりそう行政」
②侵入防止柵のメンテナンス及び補助
侵入防止柵のメンテナンス及び補助に関してお尋ねします。
cf.オリベーの罠、須津地区の鳥獣被害対策の取組
③防止柵内に棲む獣の駆逐
防止柵内に棲む獣を駆逐する問題が顕在化しています。
由良の住民からのご提案で、昨年2月に宮津市の2022年猟友会研修は、京都府猟友会福知山支部の皆さんにご指導と応援を頂き、従来の「猟犬」から「ドローン」のスピーカーが発する「猟犬の鳴声」に変えて巻狩(まきがり)を行い、シカを4頭捕獲しました。
来年もドローンによる巻狩りを再開し、その後、ドローンによる警備か据え付けの拡声器の設置をご提案します。
④頻繁に出没するクマの対策
読売新聞12月2日の記事で、福知山・舞鶴・綾部・京丹後・宮津・南丹の北部5市のクマの目撃情報は本年11月末時点565件で、福知山は前年91件に対し110件、京丹後市は前年99件に対し190件で、餌のドングリが不作だったことが要因ではないかと推察しています。
頻繁に出没するクマの対策についてお尋ねします。
【第2質問】
地域おこし協力隊の活用。
昨年12月の一般質問で、事業の選択と集中の観点からジビエの市内事業者を補助する施策の一環として地域おこし協力隊の活用をご提案し、地域の課題解決など制度の趣旨も踏まえ、検討したいとの答弁でした。
昨日の松本議員の一般質問でも答弁されましたが、宮津市では地域おこし協力隊の任期満了後に定住した人は14名中9名で、当初、市が示した特定分野の活動を行う「ミッション型」でしたが、現在は地域で自ら生業を起こす「提案型」と地域から提案があった地域課題を解決することを目指した定住する人を地域おこし協力隊に募集すると伺いました。
いまジビエのみならず鳥獣対策全般を扱う事業が必要とされていて、定住する趣旨を踏まえた地域おこし協力隊をご提案します。
【所見】
最近、各新聞やテレビで取り上げられていますが、兵庫県多可町で7年前からシカ肉を使ったペットフード製造場を営むNPO法人cambioが「24時間、自由に搬入できる無人シカポスト」を作りました。
多可町のシカ捕獲数は年間およそ400頭で、そのうち約300頭を埋めたり焼却したりして処分していましたが、「シカポスト」の利用者が増え、多可町の焼却処分費用は5分の1以下に減ったそうです。
今後、NPO法人cambioは「シカポスト」を増やし、まとめて搬入してもらうことで運送のコストなどを軽減し、

特殊技術で解凍して良い状態のシカ肉として使おうと実験中だそうです。
因みに、「cambio」とはスペイン語で「変化」という意味を持ち、同社のシカ肉のペットフードは完全無添加の確かな品質という意味を込めて「TASHIKA」というブランド名で年間7千個販売しているそうです。
ご高承の通り現在、鳥獣被害対策は、宮津市に拘わらず全国で深刻な問題になっています。
丹精込めて作った農作物が被害に遭うと、農家の皆さんの根本的なやる気を削ぐ大変な問題です。
喫緊の課題として宮津市の迅速かつ正確なご対応として来年度予算に鳥獣対策の予算が計上されることを希求します。
(3)鳥獣処理施設の臭気対策
最後の質問をします。
昨年12月の一般質問で、下世屋地区の有害鳥獣処理施設で発生している異臭問題の解決策として、私は移転・埋設方式への変更・企業への焼却依頼などをご提案しました。
その答弁の概略は、先ず道路の反対側に換気扇の設置を考えている。
更に獣の処理量を調整する根本的な手法を検討していきたいという内容でした。
鳥獣処理施設の現状と今後の動向をお尋ねします。
以上
令和4年12月宮津市議会定例会 星野和彦議員の一般質問〔①自転車を活用した町づくり ②オリーブ事業と鳥獣被害対策の現状と課題〕 – YouTube

一般質問のお知らせ ~宮津市議会2022年12月定例会~

今朝、宮津市内の新聞折込で「一般質問のお知らせ」が配布されました。
議長を除く13議員全員が12月7日(水)・8日(木)の2日間に理事者へ質問や提案を行います。
私は第2日の4番目[12月8日(木)お昼前後]に登壇し、以下の通り質問する予定です。
1.「自転車を活用した町づくり」
近年、自転車を活用した観光や通勤が広がっている。
市内の全域を繋ぐ電動アシスト付き自転車のレンタル事業や丹鉄が始めた自転車で交通機関を利用できる体制の拡大等を提案する。
2.「オリーブ事業と鳥獣被害対策の現状と課題」
今年で9年目となるオリーブ事業は植栽本数が約5千本だが、近頃シカの被害に遭っている。
自動車との衝突なども含め年々深刻になる鳥獣被害の対策とあわせて現状と課題を尋ねる。

宮津市身体障害者団体連合会ボッチャ大会

12月3~9日は「障害者週間」です。
同会主催の毎年恒例「卓球バレー大会」「グランドゴルフ」に代わり今年はポッチャ大会が開催されました。
今年は宮津市議会の参加者が2名で社会福祉協議会との連合軍で臨みましたが…
最下位でした。
ボッチャとは…
赤・青・白のボールを用いて行うスポーツで、白のジャックボール(目標球)と赤・青それぞれ6球ずつのボールを投げ、投球した自球との距離の近さを競います。
生兵法では皆さんに敵いませんでした。

宮津市議会2022(令和4)年12月定例会の初日

今日から冬型の気圧配置になり、雨が降ったり止んだりする「うらにし」です。
私の一般質問は以下2点で12月8日(木)の4番目で、お昼前後になりそうです。
1.「自転車を活用した町づくり」
近年、自転車を活用した観光や通勤が広がっている。
市内の全域を繋ぐ電動アシスト付き自転車のレンタル事業や丹鉄が始めた自転車で交通機関を利用できる体制の拡大等を提案する。
2.「オリーブ事業と鳥獣被害対策の現状と課題」
今年で9年目となるオリーブ事業は植栽本数が約5千本だが、近頃シカの被害に遭っている。
自動車との衝突なども含め年々深刻になる鳥獣被害の対策とあわせて現状と課題を尋ねる。

七曲八峠を歩く ~奈具海岸の古道~

午前8時半に丹後由良駅へ集合し、明治時代まで主要幹線だった古道「七曲八峠」を越えて栗田駅まで約4時間半歩きました。
途中で「安寿と厨子王」と「山椒大夫」の物語に登場する「首ひき松」と「柴勧進」の碑、不動明王像、石切り場跡、廃村跡、江戸時代の道標などを見学できました。
私にとっては至福の時です。
ただ戊辰戦争で山陰道鎮撫総督を務める西園寺公望が通った頃と異なり、竹藪や草が生い茂り、泥だらけになりました。
「首ひき松」と「柴勧進」の碑あたりまでは観光地として整備できるように市役所へ働きかけたいと思います。
有害鳥獣対策の柵を開き七曲八峠へ向かいます。
古道「七曲八峠」…
足元に石畳が埋まってきました。
「安寿と厨子王」と「山椒大夫」の物語に登場する「首ひき松」と「柴勧進」の碑
拡大版
廃村跡の石垣
お城の石垣のように見え、立派な屋敷があったと推測されます。
不動明王像
崖を歩く参加者
巨岩の前で
結構な急斜面です。
栗田半島の小田宿野にある火力発電所跡方面を望む
だんだん木が生い茂って海が見えなくなっているそうです。
崖を行く参加者
竹藪も通ります
写真より実際は急斜面です
少し楽な道になりました
栗田湾が見えてきました
石切り用の旧ダイナマイト庫
石切り用に削られた山
石切り場所
江戸時代の道標
当時の道標は近くに巨木が植えられていたそうです。
七曲八峠で最も高い場所
標高約160mだそうです。
七曲八峠で最も高い場所から栗田湾を望む
古道は人が通らなくなると草ぼうぼうで動物のフンが沢山ありました。
道中は木々にリボンを巻き直してルートを伝えます
小川のせせらぎ
小川のせせらぎはトンネルを越えると「双子岩」にでるそうです。
昔の冷蔵庫替わり
難所を突破中
奈具海岸のバイパスを渡る陸橋に出ました
栗田駅にて解散。
地元の参加者から初めて伺いましたが…
栗田駅から東手前の山の輪郭が仏さんが寝転がっているように見えます。
阿蘇の外輪山のようにはいきませんが…

山崎洋子さん「図書館は夢のスタート地点!」 ~宮津図書館100周年記念講演~

宮津市出身の山崎洋子さんは、1986(昭和61)年に「花園の迷宮」で第32回江戸川乱歩賞を受賞され、「ヨコハマ幽霊ホテル」「ホテルウーマン」「熱月(テルミドール)」など数々の名作を著わされています。
山崎さんの作品は多数の映画やドラマになり、以前はテレビ朝日の「スーパーモーニング」のコメンテーターとしてレギュラー出演され、現在、横浜市の行政や市民活動、講演などでもご活躍中です。
先月、「全国狛犬の会」の皆さんと帰省されたお話や開港前の横浜に存在した天橋立のような「砂洲」から始まる横浜の歴史、行政主導ではない市民運動の大切さなど実に様々お話を拝聴できました。
殊に自叙伝「誰にでも、言えなかったことがある 脛に傷持つ生い立ち記」で触れられている複雑な家庭環境を語られ、外からでは分かりづらい虐待へ警鐘を鳴らされました。
また子どもにとって読書と図書館がいかに大切か気付かせてくれました。
尚、私は本年9月議会で「創立100周年を迎えた宮津市立図書館の課題と将来」と題して一般質問し、知的立国の観点から宮津市出身者の書籍コーナーの充実や100周年記念イベントの開催等を提案したところ、宮津市教育委員会と宮津図書館のスタッフの皆さんが迅速にご対応頂きました。