山崎洋子さん「図書館は夢のスタート地点!」 ~宮津図書館100周年記念講演~

宮津市出身の山崎洋子さんは、1986(昭和61)年に「花園の迷宮」で第32回江戸川乱歩賞を受賞され、「ヨコハマ幽霊ホテル」「ホテルウーマン」「熱月(テルミドール)」など数々の名作を著わされています。
山崎さんの作品は多数の映画やドラマになり、以前はテレビ朝日の「スーパーモーニング」のコメンテーターとしてレギュラー出演され、現在、横浜市の行政や市民活動、講演などでもご活躍中です。
先月、「全国狛犬の会」の皆さんと帰省されたお話や開港前の横浜に存在した天橋立のような「砂洲」から始まる横浜の歴史、行政主導ではない市民運動の大切さなど実に様々お話を拝聴できました。
殊に自叙伝「誰にでも、言えなかったことがある 脛に傷持つ生い立ち記」で触れられている複雑な家庭環境を語られ、外からでは分かりづらい虐待へ警鐘を鳴らされました。
また子どもにとって読書と図書館がいかに大切か気付かせてくれました。
尚、私は本年9月議会で「創立100周年を迎えた宮津市立図書館の課題と将来」と題して一般質問し、知的立国の観点から宮津市出身者の書籍コーナーの充実や100周年記念イベントの開催等を提案したところ、宮津市教育委員会と宮津図書館のスタッフの皆さんが迅速にご対応頂きました。