無所属クラブの行政視察201902

2月12~14日に以下の通り行政視察をしました。
宮津市を再生する手法の一つ「観光」事業の戦術を学び、活用したいと思います。
1.滋賀県守山市「自転車を活用したまちづくり
  ~ビワイチ・サイクルサポートステーション~」

滋賀県守山市の概要(2019年1月31日時点)
・人口:83,157人 cf.宮津市18千人
・世帯数:32,090 cf.宮津市8千世帯
・高齢化率:21.55% cf.宮津市40%
・総面積:55.74㎢ cf.宮津市173㎢

・2017年度決算:415億円 cf.宮津市120億円
・市税収入:126億円 cf.宮津市25億円
・実質公債費比率:8.6% cf.宮津市20.3%
・議員定数:22人(宮津市14人)
・職員数:448人(宮津市239人)
http://www.city.moriyama.lg.jp/index.html

2.滋賀県長浜市「黒壁を中心としたまちづくり」

滋賀県長浜市の概要(2019年2月1日時点)
・人口:118,437人 cf.宮津市18千人
・世帯数:45,755 cf.宮津市8千世帯
・高齢化率:27.53%(2018年5月) cf.宮津市40%
・総面積:539.63㎢(琵琶湖含む681.02㎢) cf.宮津市173㎢
https://www.city.nagahama.lg.jp/

・2017年度決算:566億円 cf.宮津市120億円
・市税収入:169億円 cf.宮津市25億円
・実質公債費比率:4.4% cf.宮津市20.3%
・議員定数:26人(宮津市14人)
・職員数:1,029人(宮津市239人)

3.岐阜県高山市「インバウンド戦略」

岐阜県高山市の概要(2018年4月1日時点)
・人口:88,566人 cf.宮津市18千人
・世帯数:35,366 cf.宮津市8千世帯
・高齢化率:31.9% cf.宮津市40%
・総面積:2,177㎢(日本一広い) cf.宮津市173㎢
http://www.city.takayama.lg.jp/

・2017年度決算:486億円 cf.宮津市120億円
・市税収入:136億円 cf.宮津市25億円
・実質公債費比率:9.9% cf.宮津市20.3%
・議員定数:24人(宮津市14人)
・職員数:830人(宮津市239人)
・年間観光入込客:440万人(2018年度直近値)
・外国人宿泊客:54万人
・観光消費額:940億円(2017年度)
・経済波及効果:1,994億円

全国高速自動車市議会協議会に宮津市議会も参加!


昨年10月、宮津市議会も全国市議会議長会の「全国高速自動車市議会協議会」に加盟し、本日、第45回定期総会に出席して、ご挨拶しました。

同協議会は全国792市の内326市が加盟し、今般、226市の担当者が出席し、今年度活動結果や次年度活動予定と予算(約7.6百万円)などを協議しました。
尚、会長の衛藤征四郎 衆議院議員(大分県)が来賓挨拶されたあと、国土交通省 道路局 高速道路課の山本巧 課長の「高速道路を取り巻く最近の情勢」について講演を拝聴しました。
京都府北部にとって、「暫定2車線の課題」や道の駅・工業団地・病院と直結する「スマートインターチェンジ」の概況など興味深い内容です。

政治倫理条例の制定と議会力・議員力の向上 ~宮津市議会議員研修会~

昨年11月に宮津市議会議員が逮捕され、12月本会議で「政治倫理に関する特別委員会」を創設、私は委員長に選任されました。
早速、恩師の立命館大学法学部 村上弘 教授の紹介で、本件に詳しい同学部行政法ゼミの駒林良則 教授と12月25日にお会いし、2月5日に宮津市議会議員研修会で「政治倫理条例の制定と議会力・議員力の向上」について講演頂きました。
これから宮津市議会が市民と社会の信頼を回復する分岐点に変えたいと思います。

【資料①②/4】

【資料③④/4】

みやづ市議会だより2019.2(Vol.94)

2月5日に市内各戸へ「みやづ市議会だより 第94号」が配布されました。
今回のトピックスは、12月定例会で可決した災害復旧関連経費862百万円の補正予算や市民と議会の懇談会、常任委員会の視察報告などです。
今回の「議員がお邪魔しました」は「宮津市卓球バレー大会と福祉体験」で、元気な市民団体をご紹介する「ひとこと」は「上宮津21夢会議」の代表 粉川正太郎さんです。

綾部市議会を視察 ~政治倫理に関する特別委員会~


昨年11月の宮津市議会議員逮捕に対し、12月本会議で「政治倫理に関する特別委員会」を設置し、私は委員長に選任されました。
そして、3月本会議までに政治倫理を確立する為、現在、他市の条例などを委員会で研究しています。

今日は2017年度に条例制定した綾部市議会を訪れ、高橋議長・森副議長、議会運営委員会/荒木委員長・種清副委員長にレクチャー頂きました。
ご多忙の中、懇切丁寧にご対応頂き感謝です。

京都府後期高齢者医療広域連合議会2019年2月


京都府24市町の各代表議員が集い、掲題の会議が毎年2・8月に開催されます。
2019年2月の主な議案は平成31年度予算審議で、初日は全員協議会と議員説明が行われました。
尚、2008年から国内の老人保健制度が凡そ以下の通り後期高齢者医療制度に変わりました。
・75歳以上と一定の障害が認定された65歳以上が対象。
・医療費の自己負担は一般10%・現役並み所得者30%
・全ての被保険者から保険料を徴収。
・保険料は原則として年金から天引き。
京都府では全市町村が加入する「京都府後期高齢者医療広域連合」が本制度を運営しています。
http://kouiki-kyoto.jp/index.html

全国市議会議長会の地方財政委員会に出席

全国市議会議長会の地方財政委員会を務める18市の担当者が東京の都市センターホテルに集い、総務省担当者から平成31年度の地方財政改革に関する説明を受け、本委員会の今年度活動結果や次年度活動予定などを決定しました。
尚、全国市議会議長会は、全国知事会・全国都道府県議会議長会・全国市長会・全国町村会・全国町村議会議長会と共に地方自治確立対策協議会を組織している地方6団体の一つです。
地方自治法第263条の3にある全国的連合組織として総務大臣に届出られた団体で、地方自治に影響を与える事項について内閣、国会に意見書を提出できます。
http://www.si-gichokai.jp/index.html

宮津市議会だよりの充実を求めて

「宮津市議会だより」を発行する議会情報化委員会は、昨夏の市議選で新たに委員となった議員の能力向上と経費節減※を目指して、お隣の京丹後市議会事務局を視察しました。
同市の広報誌は全国広報コンクールで毎年入賞し、議会だよりも京都府の研修などで高評価を得ています。
宮津市の議会だよりのマニュアルも2016年に同市を模倣して作成しています。
※京丹後市:¥0.98/頁、年間発行費170万円(年4回)。
https://www.koho.or.jp/contest/zenkoku/2016_result.html

宮津市の財政見通し赤字▲41億円の改善策中間案!

昨年10月に公表された宮津市の「今後の財政見通し」で、2024年度決算の累積赤字は約▲41億円です。
本日、議員全員協議会が開催され、財政健全化に向けた取り組み中間案の説明を理事者から受けました。
人口がほぼ同じでも財政が健全な三重県尾鷲市との比較で始まり、人件費や各イベント補助の抑制などの施策が提示されました。
現在、宮津市の実質公債費比率は20.3%で、全国792市の中でワースト2(1位は夕張市)で、約40年前3万人いた宮津市の人口は12月末時点18,030人となっています。
本会議と異なり、現状、動画を配信していないことが遺憾なるも…
本日の議員全員協議会は、議長と監査委員を除く11議員の内8名が質問しました。
私は開口一番で未だ中間案であることと3月議会の次年度予算に関する事前審査にならないことを念頭に以下4点を質問しました。
①尾鷲市との比較
同市への状況聴取と同規模の他市との比較の必要性。
→今後、行政視察する予定。
②累計額だけではなく単年度の金額提示
→準備済み。
③選択と集中する施策の精査と明示
・公共施設マネジメントの具体案(設備更新は避けられない為)
・職員削減のツールとしてのIT推進の具体化
・賞与査定や民間企業出身者の採用など人事戦略
・職員の活力・知恵・成果を引き出す制度整備(Ex.職員の政策提言)
→2019年度施策から明示する。
尚、公設市場や福祉センター跡などの売却や課長以上の減俸を予定。
④債務の繰り延べの可能性
2005年度に42億円の市債を繰り延べたが、今回は?
→現在、京都府と協議中なるも、難しい感触。

https://mainichi.jp/articles/20190130/ddl/k26/010/391000c?fbclid=IwAR0CZ8mPSsgbiy76UzvghhKqnJYgWAVJ1TgSLP8jvWd9uD7z2H53-N3QSrQ

近畿市議会議長会 第3回理事会に出席

近畿地方の議会議長会の理事と相談役を務める32市の担当者が和歌山市に集い、次年度予算案などを決定しました。
昼食時に同じテーブルになった兵庫県三田市の厚地議長から体育館に次いで先日、野球場のネーミングライツが決定した詳細を伺えたり、三井化学㈱出身の大阪府高石市 古賀議長と懐かしいお話ができたり…
貴重な情報交換にも恵まれました。
尚、全国市議会議長会は、全国知事会・全国都道府県議会議長会・全国市長会・全国町村会・全国町村議会議長会と共に地方自治確立対策協議会を組織している地方6団体の一つです。
地方自治法第263条の3にある全国的連合組織として総務大臣に届出られた団体で、地方自治に影響を与える事項について内閣、国会に意見書を提出できます。
http://www.si-gichokai.jp/index.html

業界団体との市民と議会の懇談会2019

地区毎に年2回開催されてきた従来の一方的な「議会報告会」を、2017年7月からディスカッション形式の「市民と議会の懇談会」に改めました。
そして、年2回の内1回は、総務文教と産業建設福祉の各常任委員会が「業界団体」と意見交換する方式に変更しました。
今年の産業建設福祉委員会の所管事務調査は「空家空地対策」で、今般、「宮津市自治会連合協議会」と約1時間半に亘って意見交換しました。
宮津市の空家件数は687件(2018年3月末時点)で、先ず地域ごとの状況と問題点など概況を伺いました。
本年6月に所管事務調査の結果を市の理事者へ伝え、政策提言に結び付けたいと思います。

宮津高校が加悦谷高校と統合して「宮津天橋高校」に!

京都府教育委員会は、丹後地域の府立高再編で峰山高校を除き2020年4月に開校する3校の新校名案を1月15日に発表しました。
宮津高校(宮津市)と加悦谷高校(与謝野町)の統合高は「宮津天橋(みやづてんきょう)高校」になります。
また、網野高校(京丹後市)と久美浜高校(京丹後市)の統合高は「丹後緑風(たんごりょくふう)高校」、峰山高弥栄分校(京丹後市)、宮津高伊根分校(伊根町)、網野高間人分校(京丹後市)を統合して新設する昼間定時制高校の名称は「清新(せいしん)高校」です。
宮津天橋と丹後緑風は何れも「学舎制」を採用し、旧高校の「学舎」で学び、テレビ会議の交流や部活動の合同練習をする予定で、名称は今年の6月に京都府議会で正式決定する予定です。
アンケートで「宮津高校の名前を残してほしい」という意見が多数寄せられ、「宮津天橋」となりました。

しかし、少子高齢化とはいえ、明治36(1903)年4月に京都府立第四中学校として創立以降、多くの有能な人材を輩出してきた母校の「宮津高校」の名前が変わることに違和感と寂寞の思いを禁じえません。

常任委員会の視察報告会

年に一度、総務文教と産業建設福祉の各常任委員会が行政視察した報告会は、従来、年末の本会議終了日に行ってきました。
しかし、昨年から「プロジェクターによる説明」「担当職員との意見交換」を加えて議場から飛び出し、商業施設の阪急宮津ビル(ミップル)3Fの宮津市福祉・教育総合プラザで行っています。
今年は27名の市職員が参加し、5名の市民傍聴がありました。
議員が視察した市町の優良施策を宮津市で具現化したいものです。

1産業建設福祉委員会
①福岡県行橋市「みんなで支えあう福祉のまちづくり条例」
②福岡県豊前市「老朽危険家屋等除却促進事業」
③福岡県みやま市「みやまスマートエネルギー事業」
2総務文教委員会
①三重県玉城町「オンデマンドシステム」
②三重県志摩市・和歌山県田辺市「インバウンドを見据えた観光施策」

出初式と成人式 2019

この時期には珍しく晴天に恵まれた今日、出初式と成人式が行われました。
午前中に行われた出初式では宮津湾に向けた一斉放水と消防団の行進に市民の皆さんから歓声があがりました。
午後は新成人193人中151人が宮津会館に集い、友人や家族の皆さんと新たな門出を祝いました。
全ての新成人が笑顔と温もりに満ちた人生になることをお祈りします。

53歳になりました!


思えば便利な世の中になったもので…
Facebook、MessengerやLINEなど皆さんから数々のお祝いの言葉を頂戴し、ありがとうございました。
50歳を「中老」と言いますが、先日「今でも気分はTeenagerやで!」と幼馴染に話すと笑われました。
松尾芭蕉は「奥の細道」の冒頭で「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」と記していますが、これからも着の身着のまま柵に囚われることなく職責を全うし、人生を楽しみたいと思っています。
まだまだ至らないところもありますが、引き続き皆さんのご指導ご鞭撻を賜れば、幸いです。

「うらにし」の贈り物2019初春

昨日の快晴とは打って変わって、今日も「うらにし」…
日本三景 天橋立に虹が架かりました!
室町時代の3代将軍 足利義満の別荘跡「玄妙庵」(げんみょうあん)からの眺めは最高です。
https://genmyoan.com/

2019年は青空で始まりました!


いつもの雨が降ったり止んだりする「うらにし」とは打って変わり…
仕事始めの1月4日は色んな意味で目に染みるような青空で始まりました。
午前中は宮津市賀詞交換会で公務がスタート、午後からはランチ抜きで城﨑市長と京都府庁を訪問し、西脇知事、山内・山下・舟本3副知事へ年始のご挨拶に上がりました。

人口減少、全国792市の中でワースト2といった厳しい財政状況など難問山積の宮津市ですが…
古代中国の「易経」の「窮すれば変ず、変すれば通ず、通ずれば久し」という言葉を胸に…
この逆境を乗り越えたいと思います。

2018年の仕事納め

人生2度目となった6月の市議会議員選挙、その後の副議長就任と現職市議逮捕の対応や12月本会議の議長代行etc.
今年は駆け足のような一年だったなあと振り返りながら仕事納めを迎えました。
今年は大切な「宮津の顔」が亡くなられて、悲嘆にくれた年でもありました。
BSフジの「漣ぽっ」で宮津にお越し頂いた俳優の大杉漣さん、近所に住んでたカレー焼きのおばちゃん、絵手紙など多趣味な文化人 木村健一さん、良き理解者だった幼馴染のお母さんetc.
過分にご親交頂いた皆様のご冥福を慎んでお祈り致します。
さて、先日の12月本会議閉会のご挨拶でも申し上げましたが、宮津市の公債費比率は20%を越え、全国792市の中でワースト2(1位は夕張市)で、約30年前3万人いた宮津市の人口は11月末時点18,070人となっています。
宮津に帰って5年目、現状を確かめて感じたこと…
隣の京丹後市網野町出身 野村克也さんの名言の一つ「勝ちに不思議の勝ちあれど、負けに不思議の負けなし」です。
市が「ゆでガエル」にならないように…
なかなか耳を傾けてくれる人も少ないけど…
来年も「あかんことはあかん!ええことを確実にやろう!!」という姿勢を貫くこと、
引き続きペーパレス化などの経費節減、ふるさと納税の注力、高速道路を活用した通勤バスと宿泊客倍増といった「具体的な提案と行動に尽力しよう!」と…
雪を被った天橋立と大江山に誓い、市役所を後にしました。

丹後きものまつりin天橋立の総会に出席

病気療養中の北仲議長に代わり毎年秋に開催される「丹後きものまつりin天橋立」の総会に出席しました。
事業決算の説明など本題の前にフォトコンテストの表彰式が行われました。
みな素敵な写真です。
2020年の「丹後ちりめん300年」が楽しみです。