「北近畿みらい塾」は、2009年に京都府綾部市の四方八洲男 前市長(現理事長)が北近畿12市5町の有志の皆さんと設立しました。
各地を毎月巡り、「ゲスト講演と散策」を通じて会員が交流するもので、私も理事を務めています。
2019年度のテーマは、来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公「明智光秀」で、第1回目は宮津からスタートしました。
京都府立丹後郷土資料館 森島康雄 資料課長の講演「光秀と三女 玉(後のガラシャ)と細川藤孝・忠興」では、天正年間に築城された宮津城の可能性が高い図面の解説など興味深い内容でした。
森島課長は、伏見城や聚楽第などの発掘のオーソリティで、改めて続きを聞きたいと思います。
散策は、宮津まちなかアテンダントの皆さんの協力で、明智光秀の首塚や細川家と一色家※の位牌などを有する盛林寺、北前船で富を得た旧三上家住宅から桜山、宮津カトリック教会などを訪問しました。
※細川家に滅ぼされた地元の有力守護。
北近畿の各市町単独では弱小ですが、連携すると各々の自然や産業が大きな力になります。