宮津燈籠流し花火大会2023


1924(大正13)年から始まった「燈籠流し花火大会」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため3年間中止となりましたが、4年振りに再開しました。

約1万個の燈籠が漂う海面に今年の精霊船33隻に点火され、初盆の家族が故人とのお別れのお祈りをしました。
そのあと40分間で約3千発の花火が打ち上げられ、約75千人の観衆※が夏の祭典を堪能しました。
※2019年の観衆は約78千人、今回は台風7号の被害で高速道路が通行止めになった影響あり。

宮津燈籠流しの由来は…
1580(天正8)年、織田信長の命を受けた細川藤孝(後の幽斉)が室町時代の守護大名 一色家が守る丹後攻略のため宮津の八幡山城に入り、その後、海辺に宮津城を築き城下町が形づくられました。
城下の人々が盆に迎えた先祖の霊を再び極楽浄土へ送るため、供物にともし火を添えて海へ流したのが宮津の燈籠流しの始まりだと伝わります。
やがて海へ流す供養火の美しさが評判となり、多くの見物客を迎えるようになったそうです。


花火大会の翌朝は恒例のボランティア清掃
ゴミ箱を撤去してから、持ち帰りが根付いてきたのか…
ゴミの量が極端に減りました。

宮津燈籠流し花火大会2023のFinale (youtube.com)

宮津燈籠流し花火大会 – YouTube

宮津灯籠流し花火大会 精霊送り、海原に声 /京都 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

京都・宮津の夜空に3000発の花火彩る 4年ぶり「灯籠流し花火大会」開催|社会|地域のニュース|京都新聞 (kyoto-np.co.jp)