思い起こせば…
1999年4月に大阪から東京へ異動、歓迎会疲れで春風邪でもひいたかと思って、慈恵医大で受診すると、「花粉症」だと宣告されました。
今年で24回目の「憂鬱な春」…
現在、日本人の3人に1人が花粉症だと言われています。
農林水産省などのHPを見ると…
元々、日本の森林は広葉樹を中心に様々な樹木が生い茂り、森林の9割が広葉樹でした。
しかし、1955(昭和30)年から19年間続いた高度経済成長期に建築用木材の需要が拡大した為、成長が早く、簡単に加工できるスギやヒノキなど針葉樹の植林が全国各地で盛んに行われました。
その結果、人工林の面積は森林全体の約4割になりました。
そして、人工林の7割がスギとヒノキです。
その後、高度経済成長の終息と海外から安い木材が輸入されるようになると、人工の針葉樹林は放置され、大量の花粉を排出するようになったそうです。