講演会の歩み

市民の皆さんと一緒に見聞を広め、街づくりについて学ぶ!

2014年9月
松方孝之
JA三井リース株式会社 三井グループ営業部 部長代理

演題:「周辺地域との連携による観光事業の拡大」

宮津市の印象から始まり、観光事業への取組の意義、「湯布院の女性客を意識した町づくり」「三重県の近鉄周遊券による荷物持ち運びの軽減」「帯広の自転車メーカーとのタイアップ」といった他地域のユニークな観光プランの事例をご説明頂きました。
そして、宮津市の民間企業との具体的なタイアップ、自然と文化を明確化した一泊旅行プラン、サイクリング・ノルディックウォーキング等のアスリート企画、京阪神からの合宿プランの強化、京都市との連携によるインバウンドへの注力etc.
様々なご提案を行って頂きました。

※松方孝之さんの略歴
・1964(昭和39)年9月生まれ、東京都出身。
・学習院大学法学部政治学科卒業。
・三井リース事業株式会社(現JA三井リース)入社。
・現在、日本ユニシス株式会社リース推進事業部長。
・高祖父は第4代内閣総理大臣の松方正義、曽祖父は阪神電鉄社長の松方正雄で大阪(阪神)タイガースを設立、父は旧三井海上火災保険会長の松方康。(敬称略)

2014年11月
早川典重
株式会社IP Bridge 執行役員
演題:「日本は、世界の中でどこにいるか?
何故、良いものが売れなくなってしまったのか?
そして、これからのグローバルな競争とは?」

米国の知財ビジネス界とベンチャービジネス業界に幅広い人脈を持つ早川さんの経験に基づき、従来の保守的な特許戦略ではなく、経営としてのオープンイノベーションと知的戦略をご説明頂きました。
殊に新潟県の煎餅メーカーがIP Bridgeを活用して台湾に進出する実例は「発想の転換」で、集まった宮津市民から拍手喝采が起こりました。
そして、「地域活性化のブランド戦略」をご提案頂きました。

※早川典重さんの略歴
・1962(昭和37)年9月生まれ、神奈川県出身。
・早稲田大学政治経済学部卒業。
・三井物産株式会社入社、株式会社IP Bridgeに出向。
・現在、屋久島の羽神の郷オーナー。

※株式会社 IP Bridgeとは
日本政府がIP=Intellectual Property(知的所有権)を保護する為に設立したファンドで、主要株主は産業革新機構。

2014年11月
巌真一宏
スターバックスコーヒージャパン株式会社 店舗開発本部コミュニティアウトリーチ所主
演題:「戦略的まちづくりにおけるスターバックスの役割」

移動式店舗による伊勢神宮外宮前の朝市の活性化、志賀高原の横手山・渋峠スキー場の山頂に於ける「日本一標高の高い店舗」のオープン等、地域の活性化に向けた取り組まれ、2011年には東日本大震災後にキヤノンや松下政経塾などとスターバックスの移動式店舗で被災地にコーヒーを届ける「道のカフェ」プロジェクトを主導し、地域コミュニティ作りを実践されてきた経験を基に、町興しとスターバックスの役割をご説明頂きました。
「スタバに来て貰って…」ではなく、「スタバが来たくなるような町作り」を宮津で実践していきたいという思いが皆に強まりました。

※巌真一宏(いわま かずひろ)さんの略歴
・1963(昭和38)年生まれ、神奈川県出身。
・慶應義塾大学経済学部卒業。
・三井物産株式会社に入社。主にスキーを中心とするスポーツ用品の輸入マーケティング業務に従事。
・パタゴニア日本支社にてホールセールマネージャーとして流通チャネル拡大に尽力した後、ソフトバンク株式会社にてワインのネット販売会社を設立してCEOに就任。
・2002年、スターバックスコーヒージャパンに参画し、東日本店舗営業本部長を経てコミュニティアウトリーチラボ チーフディレクターに就任。
・標高日本一のスターバックスをプロデュースするなど、全国各地で新しいスタイルでの店舗立ち上げに奔走している。
・2年半前に自らの企画でスタートしたコミュニティアウトリーチラボ。
・「さまざまなコミュニティと共に、その特性に応じた何かとの掛け合わせを工夫することによって、“人々が集まり、会話が交わされ、新しい何かを生み出す為のインスピレーションが得られる場“ を創る」をそのミッションとする。

2015年2月
田中信行
株式会社日経BP 取締役
演題:「2020年、東京五輪までの課題 ~日本が抱える政治・経済・社会・地方の課題を概観~」

元総務大臣の増田寛也氏が代表を務める日本創生会議が「地方消滅」を唱えたことで、「人口減少社会」「消滅可能性自治体」の議論が大きくクローズアップされました。
「増田レポート」によると、2040年の宮津市は「人口10,613名」「若年女性619名」となる衝撃や日本が抱える政治・経済・社会・地方の課題をご説明頂き、宮津市がとるべき施策をご提言頂きました。
また、日本経済新聞社のトルコ現法を設立された折に触れた「アルカイダ」によるテロの脅威を予見され、不幸にも翌年には問題化しました。
※田中信行さんの略歴
・1955(昭和30)年生まれ、京都府出身。
・神戸商科大学(現神戸大学)経済学部卒業。(在学中、米フェアモント州立大学に留学)
・株式会社日本経済新聞社入社、東京本社社会部に配属、労働省・文部省・警視庁・国会など担当。
・1992年 モスクワ支局長、1999年 欧州総局(ロンドン)編集部次長、2003年 西部支社(福岡)編集部長、2005年 東京本社地方部長、2006 編集局次長兼社会部長、2009年 大阪本社製作本部長、2011年 執行役員 兼 株式会社日経西日本製作センター代表取締役社長、2012年 株式会社日経BP社取締役就任。
・2016年、株式会社日本経済新聞社 専務取締役に就任。
・専門分野の著書
「ロシアの政治・外交および国際政治」「ロシア東欧学会会員」
・編著書
「ドキュメント・サラリーマン 構造転換の嵐の中で」「ドキュメント・サラリーマン 地球企業時代を生きる」「異説・世界経済」「さまよえるロシア」「九州味めぐり」

※株式会社日経BPの主な刊行物
「日経ビジネス」「日経メディカル」「日経エコロジー」等。

2015年4月
竹原栄一
株式会社PKB 代表取締役(関西テレビ放送株式会社 元プロデューサー)
演題:「情報発信の有効性 ~元テレビ局ディレクターのマル秘ばなし~」


テレビ番組の制作の流れや業界用語のご説明を頂き、映像制作とは「表現方法の一つ」「誰かに何かを伝える(心を動かす)」ことで、地域活性化には有効な手段となることをご提案頂きました。
※竹原栄一さんの略歴
・1953(昭和28)年生まれ、宮津市新浜出身。
・1962(昭和37)年、大阪府門真市門真北小学校に転校。
・大阪府立大学卒業。
・関西テレビ放送株式会社に入社、営業企画部やスポーツ部の副部長、関連会社メディアプルプの取締役等を歴任。
・主な制作ドラマ
「勝利の女神」「凍結受精卵」「家族の模型」「ユーミンに恋してる」「Y・O・Uやまびこ音楽同好会」(2011年放送、宮津が舞台)
・主な制作バラエティー
「パンチDEデート」「ノックは無用」「たかじん胸いっぱい」「三枝の愛ラブ!爆笑クリニック」
・主な制作音楽番組
「夢の乱入者」「ポプコン」

2015年4月
安逹 直
東京汽船株式会社 取締役(株式会社商船三井の大型タンカー元船長)
演題:「洋上風力発電と再生可能エネルギーの活用」


21世紀に入り地球温暖化の心配が高まって、日常生活で排出される温室効果ガスの規制が始まったこと、2011年の東日本大震災では原発の安全性が問題となり、高浜や大飯の原発の再稼働が議論され、将来のエネルギー政策指針の明確化が求められている現状をご説明頂きました。
そして、風は地球上の太陽エネルギーによる自然力で何時何処でも吹き、効率的に捉えれば、「再生可能エネルギー」の中核となり得ることから、欧米・中国等は積極的な発展計画を既に発表している現状を踏まえ、丹後の海で洋上風力発電力の実現に向けたご提案を頂きました。

※安逹 直さんの略歴
・1953(昭和28)年2月生まれ、京丹後市久美浜町出身。
・立命館高校、神戸商船大学航海学科卒業。
・株式会社商船三井に入社、航海士・船長として各種外航船舶での海上勤務と本社での陸上で勤務。
・関連会社の株式会社商船三井タンカー、東京湾のタグボート会社 東京汽船株式会社に移籍し、現在、取締役海務部長。
・著書:「櫓櫂舟から巨大船へ~海洋民族の素養として」

2017年11月
四方八洲男
NPO法人北近畿みらい 理事長(前 綾部市長)
演題:「案ずるより産むが易し」


混迷を深める中東に平和を働きかける綾部市のプロジェクトをご説明頂きました。
世の中は広いけど、皆繋がっているんだと改めて実感します。
http://k-mirai.net/
尚、「NPO法人北近畿みらい」の企画で、京都府北部5市に於いて沖縄の「島唄倶楽部」のライブが開催され、当日は宮津が会場になりました。
2013年に沖縄で結成したユニット「島唄倶楽部」と高江洲昌平さんが昔から歌い継がれる「島唄」を独自にアレンジして奏でてくれました。
天橋立ワイナリーのブドウ畑越しに黄昏の天橋立を眺めながら美味しい食事と「音楽」を堪能しました。

※四方八洲男さんの略歴
・1940(昭和15)年2月生まれ、綾部市出身。
・京都大学経済学部卒業。
・三菱重工業株式会社に入社。
・同社を中途退社し、綾部市議会議員、京都府議会議員を経て、1998(平成10)年に綾部市長に就任、3期12年務めた。
・行財政改革を積極的に進め、「市役所は総合サービス業」として民間経営の感覚を積極的に取り入れ、企業誘致、住宅工業団地建設、大幅な合併処理浄化槽の導入などに取り組んだ。
・限界集落対策として「水源の里条例」を施行し、全国水源の里連絡協議会(現在173市町村加盟)を作り、過疎地域の再生を目指した。
・「世界連邦都市宣言第1号都市」である綾部市にイスラエル・パレスチナ双方から紛争遺族(高校生)を14人招いて、中東和平―世界平和を訴えるプロジェクトを開催し、以降、全国各地※で開催されている。
※岡山市、高松市、小金井市、金沢市、京丹後市、静岡市、高野町、綾部市(2回)
・NPO法人北近畿みらい理事長として、北近畿12市5町を対象に着地型観光、地域創生に取り組む。
・高野山真言宗改革、大相撲京都場所勧進元、四方八洲男だるま塾々長など多彩に活動している。
・趣味は、囲碁、ゴルフ、活字文化など。

2018年1月
竹中功
株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー(吉本興業) 元専務
演題:「よい謝罪 ~謝る前にやることは山ほどある~」


竹中さんは、吉本興業で不祥事を起こした芸人の謝罪会見を35年間担当され、「謝罪に至らない為のリスクマネジメント」や「日頃のコミュニケーション」等のノウハウを伝授頂きました。
また、竹中さんは吉本興業で「宣伝広報室」を設立し、「吉本興業百年史編集室」を担当され、お笑い芸人の養成学校「吉本総合芸能学院(よしもとNSC)」の開校、劇場の開場、映画製作など様々な仕事をこなされました。
その経験を基にNHK朝の連続テレビ小説「わろんてんか」と実際の吉本興業の歴史や「町おこしのイロハ」についても拝聴できました。

そして、本講演を機に宮津会館で住民参加型「吉本新喜劇」の開催についてご協議頂ける可能性も生まれました。
今後、宮津市・与謝野町・伊根町の皆さんが連携してチャレンジしたら…
夢は広がります。

※竹中功さんの略歴
・1959(昭和34)年生まれ、大阪市出身。
・同志社大学法学部法律学科卒業、同志社大学大学院総合政策科学研究科修士課程修了。
・吉本興業株式会社入社後、宣伝広報室を設立し、月刊誌「マンスリーよしもと」初代編集長を務める。
・お笑い芸人の養成学校 吉本総合芸能学院(よしもとNSC)の開校、プロデューサーとして心斎橋筋2丁目劇場、なんばグランド花月、ヨシモト∞ホールなどの開場に携わる。
・沖縄映画「ナビィの恋」、香港映画「無問題」「無問題2」を製作。
・河内家菊水丸、バグダッド、モスクワ、平壌公演などをプロデュース。
・「吉本興業百年史編集室」「創業100周年プロジェクト」などを担当し、コンプライアンス・リスク管理委員、よしもとクリエイティブ・エージェンシー専務取締役、よしもとアドミニストレーション代表取締役などを経て、2015年7月退社。
・ニューヨーク・ハーレムでの生活を経て、現在は広報や危機管理のコンサルタントなどを行う。
・著書
「よい謝罪 仕事の危機を乗り切るための謝る技術」(日経BP社 2016年)
「よしもとで学んだ『お笑い』を刑務所で話す」(にんげん出版 2017年)
「わらわしたい 正調よしもと 林正之助伝」(KKロングセラーズ 2017年)
「吉本興業をキラキラにした男 林弘高物語」(監修)(KKロングセラーズ 2017年)
「広報視点 お金をかけずにモノを売る」(経済界 2017年)