「安寿と厨子王」伝説の肌守御本尊ご開帳

京都府亀岡市にある西国三十三所第21番札所で、705(慶雲2)年に開創したと伝わる穴太寺(あなおじ)を訪れました。
宮津市由良の「山椒大夫」や「安寿と厨子王」の伝説にも関わる「厨子王丸肌守御本尊」の特別拝観が6月30日まで行われています。
安寿と厨子王が山椒太夫に捕らえられ、過酷な責めを受けた時、その苦しみを代わりに受けた仏様といわれています。
安寿が厨子王丸を逃がし都へ上る途中、厨子王丸をかくまった寺の一つが穴太寺だったとも言われ、後に厨子王が「肌守御本尊」を穴太寺に奉納したと伝えられています。
「厨子王丸肌守御本尊」は写真撮影できないので、アップできませんが、指くらいの小さな仏様でした。