今から100年前の1924(大正13)年4月12日に国鉄宮津線(西舞鶴~宮津)が開通しました。
由良歴史資料館の書庫から加藤正一 由良の歴史をさぐる会名誉会長が、100年前の1924(大正13)年1月に完成した撮り鉄の聖地「由良鉄橋」の建設写真5枚を発見されました。
色が青く劣化していますが、当時の様子を写した貴重な写真です。
所々真っ白の部分があります。
これは舞鶴軍港を隠していたようです。
1918(大正7)年11月に終結した第1次大戦後の好景気と大正デモクラシーによる自由な世相を謳歌した日本は、1923(大正12)年9月の関東大震災を機に慢性的な不況に陥りました。
1924(大正13)年は、甲子園球場や国立競技場が竣工してまだ好景気の余韻が残っていた時代です。
【丹後由良の史跡】
由良鉄橋の建設写真
国鉄宮津線開通記念祝賀会1924(大正13)年4月12日の写真
1984(昭和59)年の丹後由良駅
【由良の歴史 第2号】
1981(昭和56)年12月 由良の歴史をさぐる会
〇「(遺構)鉄道工事当時の覚え書き」 中西林兵衛・中西俊夫編
〇「由良に住んで40年 思い出すままに11 由良川と私Ⅱ」 四方寿朗(「由良の歴史をさぐる会」の創始者)
【三島由紀夫の「金閣寺」[1960(昭和35)年発行]で、由良が登場する頁】
丹後由良駅と三島由紀夫が「金閣寺」執筆時に宿泊した旅館跡
左の2階に宿泊して、舞鶴市へ出かけて主人公を調査したとの由。
由良の歴史をさぐる会元会長 飯澤登史朗さんの鉄道100周年に関するメモ
読売新聞の関西経済版2024年4月5日に「建設中の由良鉄橋」の写真と「由良の歴史をさぐる会」の会長を務められた飯澤登史朗さんと加藤正一さんのコメントが末尾に掲載されました。
4月6日のYahooニュースにも取り上げられています!