宮津市江尻出身の医学者 早石修さん

科学の名伯楽の一人として宮津市江尻に本籍を持つ早石修さんが登場しました。
早石修さんは、新酵素の発見などをはじめアミノ酸代謝に係る研究等に多大な功績を残すなど生物の生命現象を化学的方法を用いて研究する生化学の世界的な権威者として活躍されました。
2018(平成30)年にノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった京都大学の本庶佑 特別教授は、記者会見で師事した早石修さんの教えを語りました。
古き良き時代です。
早石修さんは、1920(大正9)年1月8日に米国カリフォルニア州で生まれ、旧制 大阪府立北野中学校(現 北野高校)、大阪帝国大学医学部を卒業後、ワシントン大学助教授、京都大学教授、同医学部長、同名誉教授のほか東京大学教授、大阪大学教授、大阪医科大学学長などを歴任されました。
日本学士院賞、文化勲章、文化功労賞、従三位勲一等瑞宝章を受章し、2015(平成27)年12月17日に他界されました。