「信仰と漁村、重層的な歴史体現」として11人の審査員が選んでくれました。
日本経済新聞グループの皆さんに感謝です。
【本文の一部抜粋】
人と自然が共生する日常空間がそのまま観光資源になり、旅にいざなう。
観光船には若者のグループの姿もあった。
宮津市教育委員会の主任専門員、河森一浩さんは「江戸時代までは参詣の名所として栄え、明治以降は自然の美しさで人を集めた。日本の旅の変化がその景観に残っているのが大きな特徴」と魅力を語る。
同市は天橋立の世界遺産登録を目指している。
【今回の順位】
①宮津天橋立(京都府宮津市)
530ポイント 信仰と漁村、重層的な歴史体現
②別府の湯けむり(大分県別府市)
490ポイント 死生観に通じる「地獄」
③阿蘇(熊本県阿蘇市など)
420ポイント 世界屈指のカルデラに生活
④アイヌの伝統と沙流川(さるがわ)(北海道平取町)
390ポイント 民族文化と豊かな牧野林
⑤高島市針江・霜降の水辺(滋賀県高島市)
380ポイント 湧き水の清流の里
⑤四万十川流域(高知県四万十市など)
380ポイント 日常生活支える大河
⑦今泊(いまどまり)のフクギ屋敷林と集落(沖縄県今帰仁村)
370ポイント 昔ながらの防風林
⑧奥飛鳥(奈良県明日香村)
330ポイント いにしえにタイムスリップ
⑨通潤用水と白糸台地(熊本県山都町)
310ポイント 棚田潤す水路
⑩姨捨(おばすて)の棚田(長野県千曲市)
290ポイント 地域で守る月見の名所