座禅を初体験 ~宮津文化協会で智源寺を訪問~

本年5月にコロナの感染法上の位置づけが2類相当から5類に緩和され、文化活動も3年振りに再開しています。
今日は智源寺で座禅を体験しました。
棒で背中を叩かれるのを覚悟していましたが、静かに瞑想に耽る時間を過ごすことができました。
座禅の後は智源寺の庫裏(くり)を見学させて頂き、住職からご説明を受けました。
京都府指定文化財「法堂天井絵」は今月から約3年間修理に入りました。
京街道に面する智源寺
江戸時代は宮津城の南西を固める要塞の役割もあったと伝わります。
庭園は三十三世・宇野玄機和尚の自作といわれ、庭園の池は心字池と称し、心の字をかたどって造られたもので、その後改修されて現在に至るそうです。
昨年の大雪で部屋が壊れて洋室にリニューアルされた部屋の柱には約200年前の火事で焦げた柱がそのまま使われています。
血染めの金屏風
三代藩主・京極高國の弟、高治が切腹の際に用いたと伝えられ、血染めの屏風と云われていますが、伯父の梅本政幸から伺った私の記憶では…
白くて小さい屏風だったように思いますと具申したら、奥谷安弘さんも同意あり、後日、真偽を確かめたいと思います。
この屏風は六曲一双の片側で、構図が桃山から江戸初期のもの推測され、長谷川等伯の作風にも似ているので、いつもの「なんでも鑑定団」に問い合わせるかもしれません。
想像に夢が広がる楽しいひと時です。
文久元年(1861年)の智源寺絵図
弁天堂
子どもの頃、祖父の自転車に乗せられて週に一度はカメを見に来ていました。