写真絵ハガキの先駆者 大橋申廣は宮津出身者 !?

松田聖子さんのシングル曲「秘密の花園」と「天国のキッス」を含むアルバム「ユートピア」(1983年6月)に収録されている「セイシェルの夕陽」という曲を聴いていた頃、私は高校3年生で南の島のどこかだろうくらいに思っていましたが…
アフリカ大陸から約1,300km離れたインド洋に浮かぶ115の島々からなる美しい島国です。
そのセーシェル諸島で約120年前の明治時代に活動した写真師 大橋申廣(おおはし しんこう)という宮津出身者がいます。
その写真絵ハガキは、大英帝国の植民地化に抵抗して島流しにあったアフリカ王族の写真や1900年代初期のセーシェルの景観や社会を映し出す貴重な歴史資料として評価されていますが、宮津のどこで生まれたのか親戚がいるのかさえ不明です。
今回、京都府立大学 生命環境学部 生活文化研究室 松田法子 准教授の主催でシンポジウムが11月11日に開催され、写真絵ハガキのパネルが2023年1月15日まで展示されます。
(後援:宮津市教育委員会・宮津商工会議所)
大橋申廣という郷土の偉人の謎解き…
皆で進めてみたいものです。
〇ミニシンポジウム「セーシェルの写真師 大橋申廣」
・日時:11月11日(金) 14:00~16:00
・登壇:①青木澄夫 元国際協力機構JICA職員・元中部大学教授
    ②佐野景子 国際協力機構JICA監事
    ③松田法子 京都府立大学 准教授
〇大橋申廣写真絵はがきパネル展
 ~120年前のアフリカ・セーシェルで活躍した宮津の写真師~
・期間:2022年11月11日~2023年1月15日
・会場:前尾記念クロスワークセンターMIYAZU 2階
・青木澄夫 元国際協力機構JICA職員・元中部大学教授が収集した大橋申廣(S. Ohashi, S. S. Ohashi)の写真絵はがき70余点の中から拡大してパネル展示を行うもの。