宮津を元気にする会 講演会Vol.9 戦後の宮津劇場集団M.E.S.から始まる日本アニメの歴史! ~宮津で育ったルパン三世の監督 おおすみ正秋さん~

宮津でも意外と知らない方が多いですが…
1998年フジテレビ「ショムニ」の満帆商事の社長を演じた久保晶さん、
1985~1987年に日本テレビで放送された高校野球を通じた双子の兄弟とヒロインの恋愛物語「タッチ」の監督 柏葉英二郎などを演じた声優の北村弘一(本名 木村一)さん、
脚本家の木下順二さんから東京でのオファーを断った小林行雄さんetc.
宮津出身の俳優や声優のルーツが亀ヶ岡にあった宮津劇場や宮津高校演劇部、稽古場だったおおすみ正秋さんのご自宅だったことなど興味深い宮津の演劇史のお話から始まりました。
そして、「ルパン三世」や「ムーミン」の誕生秘話…
「オバケのQ太郎」は小津安二郎監督の目線で作られたこと…
「機動戦士ガンダム」に込められた広い視点から物事を捉えること…
おおすみ正秋さんのシナリオに従い、司会が時系列に質問を投げかけ、おおすみ正秋さんが答弁し、会場の皆さんにも問いかける形式で進行しました。
宮津文化協会の増田明博さんにアシスト頂き、私が司会を務めました。
また、宮津市教育委員会の監修で宮津城をCGで正確に再現しているPana JAMの古川輝夫さんのサポートで、おおすみ正秋さん所有の宮津時代の写真と監督された作品の動画をスクリーンに映し、70年前の宮津にタイムスリップし、現在に帰ってくる気分を味わえました。
そして、今の宮津に足りないものは「ハングリー精神」で、昔から変革の芽を摘む「ようやんなんるなぁ」という言葉を封印することが大切だと私達に気付かせて頂きました。
【翌日以降の新聞記事】