北前船資料館の移転先は !?

丹後由良駅前にある「千軒長者の館」は農協の持ち物で、長年、地元の皆さんが運営するNPO法人が賃借し、足湯・軽食・農産物販売と北前船資料館を運営してきた由良地区の重要な交流拠点です。
しかし、長年続いた賃料交渉が纏まらず、来年3月末にNPO法人が解散し、北前船資料館も移転することになりました。
今日は、「由良の歴史をさぐる会」の会員で候補地4ヵ所を見学しました。
後継者問題を含め、喫緊の課題を一つずつ解決していきたいものです。
澤井市造の胸像
明治時代に澤井組を創業、台湾を本拠として南満州鉄道や台湾総督府官舎などの土木事業を請け負い、大立者になっても遠方から故郷の由良に多額の寄付を行った為、汐汲み浜の森鷗外の「山椒大夫」の記念碑の隣に澤井市造の胸像が立っています。
【京都新聞2021年11月7日の記事】
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/671085
汐汲み浜から左手に沓掛島と冠島、中央に若狭湾の東岸(福井県)、右手の島は大浦半島沖の小橋を望む。