日中悠久平和祈願祭2021 ~大江山ニッケル鉱山跡~

太平洋戦争時、大江山ニッケル鉱山には連合軍捕虜約700人、強制連行された中国人約200人、朝鮮人約150人が働かされていたと伝わります。
今では3本の煙突だけが当時の遺構となっていますが、強制労働で亡くなった12人の中国人を地元滝村の皆さんが長年丁重に弔ってきました。
1994年9月、京都府日本中国友好協会が「日本中国悠久友好平和之碑」を建立し、毎年この時期に慰霊祭を行っています。
今年も宮津市日中友好協会の一員として出席し、犠牲者の慰霊と日中及び世界の悠久平和をお祈りしました。
尚、会場となったよさの野菜の駅では「始皇帝と大兵馬俑展」が開催中です。
又、会場の対面にあり昨年3月末に閉鎖された「加悦SL広場」を見ると、汽車がブルーシートで覆われ、寂寞に堪えませんでした。