ダイオキシン類発生問題と前年度決算の認定 ~宮津与謝環境組合議会~

今日は宮津与謝環境組合議会の定例会で、2020(令和2)年度決算(歳入1,691百万円・歳出1,659百万円・繰越金32百万円)と1,462千円減額の補正予算、「公害防止基準超過の再発防止策を求める要望書案」が全員賛成で可決されました。
尚、本会議前の全員協議会で新ゴミ処理場の「公害防止基準(焼却飛灰のダイオキシン類濃度)の再超過に係る対応状況」について、運営主体の㈱タクマの柴田 副設計センター長以下4名の社員が出席し、議長を除く全9名の議員の内4名の質問に答弁されました。
私も主に以下2点を質問しました。
①ガス冷却室がダイオキシン類の超過原因だが、他社を含む事例。
②再開に向けた試運転の報告は12月8日予定で、本日の説明資料も専門用語が難解だ。
一般住民の不安を払拭する上で分かりやすい資料配布を望む。
本会議の一般質問でも「公害防止基準(焼却飛灰のダイオキシン類濃度)の再超過」に関して、4名が質問しました。
私は、㈱タクマの社員が出席する全員協議会で技術面の質問をしたので、主に「管理体制」に関する以下5点を質問しました。
①ゴミ処理場でDBO(Design Build Operate)方式を採用している全国の自治体と公害発生時の管理体制。
②当組合がDBO方式を採用した経緯。
③DBO方式の当組合に於ける各役割。
④モニタリング組織と役割。
⑤当組合のアドバイザー・㈱東和テクノロジーの役割・契約形態と活用。
そして、以下2点を提案しました。
①監視体制の強化が必要とあれば、契約内容を改善すること。
②SDGsの観点からも1市2町でゴミを作らない啓蒙活動への注力。