しまなみ海道

前日の夕方に急遽、広島県尾道市瀬戸田町の生口島(いくちしま)で打ち合わせが決まり、朝4時に宮津を出発…
午前中に大切なお話が終わり、しまなみ海道のビューポイントを寄り道してから帰宅しました。
コロナ禍で人と会うことも話すこともなく…
寂しい旅行でしたが、瀬戸内の青空と夕陽は、私に活力を充電する第二の故郷です。
「しまなみ海道」は愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ全長約60kmの道路で、1999年に全面開通しました。
西瀬戸自動車道と自転車歩行者道が因島や大三島など瀬戸内海に浮かぶ6つの島々を結び、国際的なサイクリングイベントも開催されています。
みなとオアシス瀬戸田…
三原港から船で約25分と交通の便がよく、海の玄関口として町の発展を支えてきました。
港から続く商店街と一体となった、マルシェやサイクリングとクルージングを組み合わせた新たなイベントの開催や、プレジャーボートやヨットの係留などでにぎわいを創っています。
ゆっくり時間が過ぎます。
打ち合わせをしたアズミ瀬戸田(Azumi Setoda)
アマンの創業者のエイドリアン・ゼッカよる新旅館ブランド「アズミ(Azumi)」の第1号となる旅館です。2021年3月、広島県尾道市瀬戸田町の生口島(いくちじま)にオープンしました。
【FASHION PRESSの記事】
https://www.fashion-press.net/news/66102
大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)と乎千命御手植の楠(おちのみことおてうえのくすのき)
全国にある山祇神社の総本社で、愛媛県今治市大三島町宮浦にあります。
多くの武将が武具を奉納して武運長久を祈ったため、国宝・重要文化財の指定をうけた日本の甲冑の約4割がこの神社に集まっています。
大山祇神社の境内には多くの楠の古木が残って原生林の名残を留めていて、「乎千命御手植の楠」は樹高15.6m、目通り幹周り11mで、樹齢2600年と伝わります。
息を止めて正面より右回りに3周すると願いが叶うそうです。
一緒に写真を撮ると長生きできるとの信仰があります。
大三島藤公園
大山祇神社の前にあります。
甘い蜜の匂いに熊蜂が集まってきます。
【大山祇神社のWikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B1%B1%E7%A5%87%E7%A5%9E%E7%A4%BE
村上水軍博物館
2004年にオープンし、中世に瀬戸内海を中心に活躍した村上水軍の一族であった能島村上氏の資料や関連する書籍などを保存しています。
【村上水軍博物館のHP】
https://www.city.imabari.ehime.jp/museum/suigun/
村上水軍は、日本中世の瀬戸内海で活動しました。
その勢力拠点は芸予諸島を中心とした中国地方と四国地方の間の海域であり、その後大まかに能島村上家・因島村上家・来島村上家の三家へ分かれました。
南北朝時代に「海賊」から「水軍」と呼ばれるようになったそうです。
【村上水軍のWikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E6%B0%B4%E8%BB%8D
標高232mのカレイ山展望台から能島城跡を望む
この付近の海域は帆船時代に瀬戸内海航路の最も重要な航路の一つで、能島水軍が水軍城を設けました。
干満時には激しい潮流を生む天然の要害で、平時には通過する船を案内して通行料「帆別銭」を徴収し、室町期以降に能島城を築きました。
能島城には本丸、二の丸、三の丸、出丸などがあり、中世の水軍城としても規模が大きいものでした。
【能島のWikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%BD%E5%B3%B6
大島の南端にある亀老山(きろうさん)展望公園から来島(くるしま)海峡を望む
来島海峡の夕陽と潮流は絶景です。