上世屋の藤織り工房ののの展

・期間:2021年3月23日(火)~28日(日)
・時間:11:00~19:00(最終日18:00迄)
・場所:堺町画廊(京都市中京区丸木材木町681)
・概要:宮津市の藤織りの作品展示や制作工程の実演、オーダー依頼等。

江戸時代中頃に木綿が普及するまで、北海道と沖縄県を除く庶民の衣料は藤や麻といった木や草の皮の繊維が主流だったそうです。
その後、綿の栽培ができない山間部では藤織りが続いていましたが、昭和の頃には次々と姿を消しました。
しかし、宮津市上世屋地区では今でも「藤織り」が伝わっています。
齊藤麻弓さんは埼玉県のご出身で、茨城県や栃木県の絹織物「結城紬」(ゆうきつむぎ)や染織技術を習得されました。
その後、京都で「西陣織」の職人をしていた時に「宮津市上世屋地区の藤織り」が存続の危機に瀕していることに接し、2018年から宮津市の地域おこし協力隊員として移住されました。
尚、上世屋地区では藤織りで作った布を「のの」と呼ぶそうです。
「上世屋の藤織り工房ののの展」の会場 堺町画廊の玄関は京都の町屋を利用し、室町和久傳と隣接しています。

室町和久傳


【堺町画廊のHP】
https://sakaimachi-garow.com/blog/
【藤織りのWikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E7%B9%94%E3%82%8A
【読売新聞の記事2021年3月23日】
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20210322-OYTNT50080/
【京都新聞の記事2021年2月22日】
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/512312
【上世屋のHP「世屋人マユミさん」】

マユミさん