丹後震災から94年

今から94年前の1927(昭和2)年3月7日18時27分41秒、現京丹後市網野町郷小字樋口付近を震源としたマグニチュード7.3(震度6相当)の北丹後地震が発生しました。
夕食時間と重なった為、当時の網野町、峰山町、野田川町が大火に遭い、2,925人が亡くなり、負傷者7,806人、全壊12,584棟、半壊9,443戸、焼失8,287戸、全焼6,459戸、半焼96戸に昇りました。
約150km離れた大阪市内でも液状化現象が発生する大地震で、梅田の阪急百貨店食堂は、この地震による「食い逃げ」が莫大な額に達した為、1930年(昭和5年)より日本初の「食券制」を取り入れたと言われています。
今週の3月11日(木)で東日本大震災から10年経ちます。
「天災は忘れた頃にやってくる」と言われますが、自然に対する畏怖の念を込めて語り継ぐことが大切だと思います。
【北丹後地震のWikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E4%B8%B9%E5%BE%8C%E5%9C%B0%E9%9C%87