本日、私は病院の新型コロナウイルス隔離施設を退所しました。
皆様にご迷惑とご心配をおかけして、誠に申し訳ありません。
経過や今後の予定など以下の通り概略をお知らせ致します。
尚、12月6日から10日間に亘る入所中、お手紙やメール、SNS等を通じ、ご声援を賜った全ての皆様に感謝申し上げます。
１．経過及び今後の予定
・11月20日 11月25日に発症した京都府2701例目(宮津市11例目)と同2702例目(宮津市12例目)の方と公務で濃厚接触。(自動車で長距離を移動)
・12月２日 発症(咽頭痛)
・12月３日 峰山の保健所でPCR検査。
・12月４日 ｢陽性｣判明、発熱や咳などの症状は無。
・12月６日 病院の隔離施設に入所、咽頭痛に加え咳と血痰が続く。
・12月16日 体調が３日間安定し、病院の隔離施設を退所。
・12月23日まで7日間の自宅療養。(京都府の規定。買い物や散歩等の濃厚接触にならない外出は可)
【ご参考】
①宮津市HPのコロナ感染者情報
http://www.city.miyazu.kyoto.jp/www/info/detail.jsp?id=4858
②感染症専門医の忽那賢志氏｢新型コロナ 典型的な症状、経過、重症化のリスク、受診の目安｣
https://news.yahoo.co.jp/…/kutsunasa…/20201011-00202608/
２．私と接触した方の調査結果は全て無事
現在、他人への感染力が生じる期間は発症日の2日前～14日後の16日間とされています。
私の場合は、発症日の２日前が11月30日で、病院の隔離施設へ入所するまでの最後に他人と接触した日が12月3日です。
更に、私は11月20日以降に接触した皆さんと立ち寄った店舗など全ての面会者を保健所に報告しました。※
京都府丹後保健所は、この間に接触した全ての皆さんの中から、国の規定に従って濃厚接触者への感染を調査頂きました。
そして、ほぼ毎日接触していた宮津市議会の議員及び事務局員、市役所職員、立ち寄った店舗等、全ての皆さんが無事でした。
※感染者の接触者に対する保健所の調査は電話のヒアリングだけで、個人によっては漏れが生じるリスクを感じました。
サラリーマン時代からの習慣で、常に面談者と概況を記した手帳から全てのお名前と状況を保健所にメールで提出しました。
３．実名報道のこと
感染が判明した後、議会事務局長から電話で実名報道に関する問い合わせがあり、私は公人であることと、接触した全ての皆さんに事実をお知らせすることが責務だと判断し、名前の公表に至りました。
【ご参考】
①京都新聞の記事
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/435972
②毎日新聞の記事
https://mainichi.jp/articles/20201206/ddl/k26/040/237000c
③NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20201204/2010008674.html
４．｢正しく恐れる｣ことの意義
不幸中の幸いは、私と濃厚接触した全ての皆さんが無事だったことです。
マスクの着用、手洗い、うがい、３密の回避(会議中のソーシャルディスタンスの徹底)を確実に励行すれば、コロナの感染を回避できることが立証されました。
｢正しく恐れる｣ことが如何に大切かと今回の経験を以って感じます。
微力ながら、今後、コロナに関する啓蒙活動に励みたいと思います。
【ご参考】
広島大学病院感染科 大毛宏喜教授｢新型コロナウイルスの潜伏期間 ～潜伏期間中の感染者から人にうつる可能性～｣
https://medicalnote.jp/contents/200417-003-GO
コロナ禍の元、皆さんのご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。