第47回 宮津市民文化祭2020

市民の皆さんが日頃の文化芸術活動を披露する「宮津市民文化祭」は今年で47回目となりました。
コロナ禍で開催が危ぶまれましたが…
「文化の日」の11月3日は、座席間隔を空け時間を短縮して、「芸能祭」が開催されました。
オープニングで宮津文化協会から、長年同会の会長として歴史文化を発信された内田良美さん(宮津小学校時代の恩師)へ「宮津文化賞」が授与されました。
内田先生は川柳で頓智の利いた名作品を作られます。
「宮津文化賞」の受賞者は内田先生が55人目になります。
11月1~3日は、宮津会館に隣接するみやづ歴史の館4階にあり、市の財政悪化で13年間休館中の「宮津歴史資料館」が今年も3日間だけ再開しました。
特別開館スポット展示は、由良の歴史をさぐる会と京都府立丹後郷土資料館の提供で「天橋立図屏風」と「宮津と北前船」です。
前者は、天橋立界隈の活気が伝わる江戸時代の作品で、当時の人々の表情が多彩です。
(作者など詳細は不明)
後者は、宮津で船問屋を営んだ濱田家の「客船帳」や、由良出身で江戸時代末期に京都で理財家としても活躍した医師 新宮凉庭が北前船に関わった貴重な資料など時間が経つのを忘れます。