宮津市は2019年度の議会改革度調査ランキング209位!

早稲田大学マニフェスト研究所「2019年度の議会改革度調査ランキング」が発表されました。
回答のあった全国1,788議会の内1,433議会(80%)中、宮津市は209位(2018年度164位・2017年度222位)でした。
本ランキングは、主に以下3点を数値化したものです。
①議事録や交際費の公開といった「情報共有」
②住民の意見聴取などの「住民参加」
③議会改革などの「機能強化」
本ランキングを真摯に受け止め、改めて議会改革に励みたいと思います。
尚、京都府北部各市の全国順位は以下の通りです。
(カッコ内は2018年度・2017年度の順位)
・舞鶴市25位(119位・142位)
・京丹後市:65位(59位・75位)
・福知山市:78位(11位・13位)
・綾部市:135位(281位・279位)
cf.京都府議会:36位(89位・137位)
【早稲田大学マニフェスト研究所のHP・議会改革調査部会】
http://www.waseda-manifesto.jp/gikaikaikaku
【宮津市議会の順位】
※「総数」は全国1,788議会中、回答した議会数。

2014年度
①情報共有:366位・255点
②住民参画: 68位・295点
③機能強化:522位・205点
④総合得点:273位・755点
※総数:1,503議会(84%)

2015年度
総合順位300位内に入らず不詳。
※総数:1,460議会(82%)

2016年度
①情報共有:341位・275点
②住民参画:278位・276点
③機能強化:218位・437点
④総合得点:217位・988点
※総数:1,318議会(74%)

2017年度
①情報共有:291位・335点
②住民参画:332位・298点
③機能強化:191位・589点
④総合得点:222位・1,222点
※総数:1,347議会(75%)

2018年度
①情報共有:120位・525点
②住民参画:412位・380点
③機能強化:123位・761点
④総合得点:164位・1,666点
※総数:1,447議会(81%)

2019年度
①情報共有:531位・185点
②住民参画:127位・690点
③機能強化:350位・435点
④総合得点:209位・1,310点
※総数:1,433議会(80%)

2019年度の総合順位が前期比Down(▲45位・▲356点)した要因の分析
①情報共有:▲411位・▲340点
財政悪化が全国ワースト2の経費節減策の一環として、「議会だより」を白黒にしたこと、各委員会の議事録作成が遅れたことではないかと思います。
②住民参画:+285位・+310点
年2回開催する「市民と議会の懇談会」を地域と業界とし、地域では各々地元の要望に関して懇談することを徹底したことが寄与したと思います。
③機能強化:▲227位・▲326点
前年度は議員逮捕に対する反省として迅速かつ厳格な「議員の倫理条例」を制定したことから大幅に順位をあげましたが、2019年度は「議会活性化委員会」の立ち上げが12月議会まで遅れ、期中に実績を上げていないことが影響していると思います。