丹後震災から94年

今から94年前の1927(昭和2)年3月7日18時27分41秒、現京丹後市網野町郷小字樋口付近を震源としたマグニチュード7.3(震度6相当)の北丹後地震が発生しました。
夕食時間と重なった為、当時の網野町、峰山町、野田川町が大火に遭い、2,925人が亡くなり、負傷者7,806人、全壊12,584棟、半壊9,443戸、焼失8,287戸、全焼6,459戸、半焼96戸に昇りました。
約150km離れた大阪市内でも液状化現象が発生する大地震で、梅田の阪急百貨店食堂は、この地震による「食い逃げ」が莫大な額に達した為、1930年(昭和5年)より日本初の「食券制」を取り入れたと言われています。
今週の3月11日(木)で東日本大震災から10年経ちます。
「天災は忘れた頃にやってくる」と言われますが、自然に対する畏怖の念を込めて語り継ぐことが大切だと思います。
【北丹後地震のWikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E4%B8%B9%E5%BE%8C%E5%9C%B0%E9%9C%87

2021(令和3)年3月定例会 議案質疑と追加議案の提案理由説明

本定例会開催前の議会運営委員会に於いて、議長からコロナ禍に対応して質問時間を2016(平成28)年5月の議会活性化特別委員会で申し合わせた「1日程あたり1議員20分以内を目安にする」ことを徹底する旨の発言がありましたが、20分を越える議員が出て、急遽開催した議会運営委員会で長本副委員長と共に調整して再開するハプニングもありましたが…
2021(令和3)年度の予算審議で、私は一般会計4議案と補正予算2件に関して早口で質問しました。
補正予算の「持続可能な観光地域づくり事業」の「戦略策定に向けた体制強化(外部人材配置)6,100千円」に関して、どんな人材なのか?という質問をすると…
「旅行代理店の出身者」だと答弁がありました。
他市に比べると随分遅れていますが、漸く宮津市も民間企業の専門家を使うことが実現して、嬉しいです。
予てから一般質問で提案してきたことが実現したことと、JTBなのか近畿日本ツーリストなのか未だ分かりませんが、私にとっては両社ともにご縁が深く楽しみです。
補正予算の「持続可能な観光地域づくり事業」の「天橋立アクティビティセンターへの地域おこし協力隊員の配置(2名)8,000千円に関して、2名同時に配置する理由、活動概要と定住の可能性を問いました。
更に、産業建設福祉委員会が1年間「所管事務調査」した「6次産業」の政策提言を昨年6月に行い、ジビエ事業に向けた有害鳥獣の解体施設と缶詰製造などに携わる漁師への「地域おこし協力隊」を求め、担当部へ両者を紹介してきたにも拘らず、回答が遅いことを指摘しました。
追加議案「財産の無償譲渡」に関しては以下の通りです。
・旧高齢者ふれあい交流施設(京街道地区のローソンの正面、丹後屋跡地)
・譲渡先:サラヤ㈱[本社;大阪市東住吉区]https://www.saraya.com/
【議案質疑と追加議案の提案理由説明の動画】
https://www.youtube.com/watch?v=ExnYtyux6i8&t=1s
宮津市のHPのリニューアルが迫り、定例会の動画も今回からYouTubeになりました。
私はの議案質疑は以下の通りです。
①一般会計:0.47.55 ~ 1.04.19
②補正予算:4.26.52 ~ 4.36.20








一般質問「花粉症の対策を望む」「コロナ禍等の教訓を生かす行財政改革」

本日、以下の通り一般質問に臨みました。
1.花粉症の対策を望む
今や国民病と言われる花粉症に対し、林野庁は伐採と販売・人工林の植え替え・先端技術で花粉を出さない対策に取り組み、独自の対策を練る自治体もある。宮津市の花粉症対策を問う。
2.コロナ禍等の教訓を生かす行財政改革
「市役所に行かなくても住民票の写し等が取り付けられる」デジタル化の促進策や高速道路インター周辺への商業施設誘致など今後の税収不足を解消する行財政対策を提案する。
【2021(令和3)年3月定例会の一般質問原稿】
無所属クラブの星野和彦です。
一問一答方式で以下2点を質問します。
1点目が「花粉症の対策を望む」、2点目は「コロナ禍等の教訓を生かす行財政改革」です。
Ⅰ.花粉症の対策を望む
1.花粉症の経緯と現状
林野庁の資料によると、日本の国土面積3,779万haの内、森林が2,505万haで7割を占めています。
元々、日本の森林は広葉樹を中心に様々な樹木が生い茂り、森林の9割が広葉樹でした。
しかし、1955(昭和30)年から19年間続いた高度経済成長期に建築用木材の需要が拡大した為、成長が早く、簡単に加工できるスギやヒノキなど針葉樹の植林が全国各地で盛んに行われました。
その結果、人工林の面積は森林全体の4割に当たる1,020万haになりました。
そして、人工林の7割がスギとヒノキです。
その後、高度経済成長の終息と海外から安い木材が輸入されるようになると、人工の針葉樹林は放置され、大量の花粉を排出するようになりました。
殊にスギやヒノキは樹齢30年を過ぎると子孫を残す段階に移行し、多くの花粉を排出する為、近年の花粉症患者が増加する要因だと考えられています。
また、針葉樹林は「緑の砂漠」と言われ、森に棲む動物の食糧になる木の実が実らず、生態系を変える深刻な問題を生み、近年顕著になってきた有害鳥獣問題の原因の一つとも考えられています。
現在、日本人の3人に1人が花粉症だと言われています。
最近の研究では、花粉に付着する大気中の微小粒子がぜんそくや花粉症を悪化させる強い抗原性を持っていると言われます。
殊に自動車の排気ガスによる大気汚染は極めて深刻で、ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる微粒子や、ガソリンエンジンから排出される窒素酸化物とオゾンが花粉に付いて、人体に悪い影響が出ると20年以上前から指摘されています。
また、近年、中国の工業化で発生するPM2.5が黄砂と共に日本の大気を汚染する影響も懸念されます。
私は7年前までサラリーマンをしていましたが、この時期の中国出張はPM2.5専用のマスクとゴーグルが必需品で、視界の利かない空気に得体の知れない恐怖を覚えました。
因みに、PMとはParticulate Matterの略で、PM2.5は直径が概ね2.5μm(マイクロメートル)以下の超微小粒子を指すので、全てが公害物質とは限りません。
しかし、今週日曜日の夜9時に放送されたNHK特集「2030未来への分岐点」のシリーズ第3作目は「プラスチック汚染の脅威、大量消費社会の限界」で、たくさんの魚や鳥がプラスチックを食べて死ぬ深刻な海洋汚染や空気中にプラスチックの粒子が漂い、日々増えている悲しい現実と、近い将来、人間に与える影響に警鐘を鳴らしています。
そして、2015年の国連サミットに於いて採択された「2030年迄に持続可能で、より良い世界を目指す国際目標‛Sustainable Development Goals’の頭文字と語尾をとったSDGsに関する世界各国の取り組みを紹介しました。
大気中の微小粒子に関する研究が進捗することは勿論、いつか研究すること自体がなくなる日が来ることを望みます。
 花粉症は、上述の健康被害だけでなく、甚大な経済的損失も生んでいます。
昨年2月の日本経済新聞の記事によると、パナソニック株式会社が20歳から60歳までの花粉症だと回答した社会人1,324名を対象に「社会人の花粉症に関する調査」を実施したところ、8割が花粉症の辛い症状は仕事のパフォーマンス低下に影響していると回答し、その経済損失額は1日あたり約2,215億円にのぼると伝えています。
尚、花粉症は日本だけの問題ではなく、海外の花粉症を調べると、アメリカ合衆国ではブタクサ、ヨーロッパではイネ科の花粉症が多く、北欧ではシラカバなどカバノキ科の花粉症が多いと言われています。
以上が花粉症に関する経緯と現状の概略を拙く説明致しましたが、訂正や補足などあれば、ご指摘願います。
2.宮津市の森林の内訳や林業の概況
宮津市の森林の内訳や林業などの概況をお尋ねします。
3.アレルギー疾患対策基本法で定められた6疾患の対策と空気清浄機の設置
現在、国民の約半数がアレルギー症状を持っていると言われます。
そこで、2015(平成27)年12月にアレルギー疾患対策基本法が施行され、気管支ぜんそく・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎・花粉症・食物アレルギーの6疾患について、国や地方自治体が、医療機関の整備・予防と治療法の開発・学校での教育などに取り組むことを努力義務として定めました。
しかし、半年後に厚生労働省が調査したところ、アレルギー6疾患全ての対策を講じた自治体は1割だと当時の日本経済新聞が伝えています。
宮津市のアレルギー疾患対策基本法に関する現在の執行状況をお尋ねします。
また、新型コロナ対策として公共施設に空気清浄機を設置する自治体が増えています。
花粉症対策の観点からも有効な手段だと思いますが、残念ながら宮津市の公共施設で空気清浄機を見かけることがありません。
空気清浄機の設置状況と今後設置する予定があれば、ご教示願います。
cf.コロナ禍で避難所の空気清浄機
4.コロナ禍で花粉症を知らせる手法
新型コロナウイルスの感染が広がる中、ぜんそくや花粉症で、くしゃみや鼻水などが出る人にとっては、周囲の目が気になります。
山口県周南市では、職員が花粉症を周りに知らせる手作りの缶バッジ300個を保健センターなどの窓口で無料配布したところ、1週間ですべてなくなり、周南市は急きょ追加で制作しているそうです。
地元の方言や名産のフグをキャラクターにした4種類のバッジは、愛嬌があり目立ちます。
本件はNHKのニュースで取り上げられ、全国各地で「ご当地バッジ」を作る業者が現れています。
コストの高い缶ではなく、廉価な布や名札でも良いし、丹後ちりめんを使ってPRするのも一つです。
民間業者に依頼するなど手法は問いませんが、宮津市でも花粉症やぜんそくなどを周囲に知らしめる手法をご提案しますが、如何ですか。
5.林野庁の花粉症対策「3本の斧」や広域連携に対応する宮津市の施策と周辺市町の状況
 林野庁は、花粉が出ないスギ苗木の年間生産量に占める割合を、2018(平成30)年の約5割から2032(令和14)年度までに約7割に増加させる目標を掲げ、安倍晋三 前首相が掲げたアベノミクスの「3本の矢」になぞらえて、「3本の斧」という花粉発生源対策を行っています。
第1の斧は「伐って利用する」ことで、花粉が大量に飛散するスギの伐採を進め、伐採されたスギを住宅に留まらず、商業施設や公共建築物の木造化などに利用し、資源として活かすものです。
第2の斧は「スギの人工林を植え替える」ことで、実証実験中の花粉の少ないスギの苗木を増やし、人工林として条件の悪い土地では伐採後に広葉樹への変換を進めるものです。
第3の斧は「先進技術でスギ花粉を出させない」ことで、スギ花粉の飛散防止剤の開発・普及など、スギ花粉の発生を抑える技術を実用することです。
因みに、林野庁の花粉発生源対策の令和3年度予算概算決定額は107百万円です。
花粉症対策を行う自治体を俯瞰すると、東京都が突出していて、総合的な対策を推進する「花粉症対策本部」を2005(平成17)年に設置し、花粉症に対応する病院や飛散情報の提供、森林整備と木材流通の促進、花粉の少ない森づくり運動や募金など活発に取り組んでいます。
無花粉スギの開発や植林に関しては、富山県や茨城県日立市など全国各地で取り組み、中国地方5県による広域連携や岡山県と各市町が共同して公園に花粉が出ないスギを植える啓蒙活動などがあります。
殊に、木質バイオマス発電で有名な岡山県真庭市では、地元企業がCLT(Cross Laminated Timber)という高層建築でも鉄骨に代わって使用できる合板を開発して世の中に広まり、木材需要の喚起に貢献しています。
林野庁の花粉症対策「3本の斧」や広域連携などに対応する宮津市の施策と周辺市町の状況をお尋ねします。
6.ふるさと納税を活用したクラウドファンディング
国内のクラウドファンディングが始まって、今月でちょうど10年になります。
毎年、その需要が増え、私も議員に成りたての2014年12月定例会で市民の財産と生命を脅かす「桜山の急傾斜対策」に関する一般質問を行い、当時の理事者のご尽力を賜り、迅速に京都府から対策工事を遂行頂きました。
その折、無人の本荘神社に代わってクラウドファンディングで工事費の一部を調達しました。
現在、クラウドファンディングは様々な方法が生まれ、「ガバメント・クラウドファンディング」という自治体のふるさと納税と併せて行うものも増えています。
これは寄附金の使途を明確にすることで、寄付者が「応援したい」と思える自治体を選んで寄付し、返礼品を寄付の使い道に関連させるケースも見受けられます。
例えば、寄付金の使途が「イベントの開催費用」だとしたら、そのイベントの入場券を返礼品に設定するといったように、開催費用と来場者の確保を同時に実施することが可能になります。
この「ガバメント・クラウドファンディング」で、2017(平成29)年12月に花粉症対策30百万円の資金調達を図った自治体があります。
それは広島県神石高原町で、調達した資金を「未来の森づくり事業」として針葉樹の間伐や運搬、土砂災害の対策、障害者就労の賃金などに使う予定でしたが、残念ながら「ガバメント・クラウドファンディング」草創期の試みで不成立に終わりました。
しかし、本事業の根底には、2013年の発刊以来ベストセラーとなっている『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』のNHK広島取材班との共同著者・藻谷浩介さんの考えが脈々と流れています。
そして、1897(明治30年)に創刊した英字新聞・ジャパンタイムズが「Japan Times Satoyama 推進コンソーシアム」を立ち上げ、2018年に広島県知事や地元国会議員、中国地区5県の地域おこし協力隊員など205名が集った実践者交流会を神石高原町で開催し、昨年4月には世界各国から低年齢層の子どもを受け入れるヨーロッパのボーディングスクールをモデルにして、日本初の全寮制の小学校を神石高原町に設立しました。
50千㎡以上の広大な敷地には牧場を併設し、子どもたち一人一人がガーデンを持って植物や野菜を育て、スキー、ゴルフ、乗馬など、四季を楽しむ心と体の健康を育んでいます。
神石高原町というと、NPO法人ピースワンコ・ジャパンと共に犬と猫の殺処分数が全国ワースト1だった広島県で殺処分される犬を引き取り、新しい里親を探す活動が有名です。
昨年、「ガバメント・クラウドファンディング」で60百万円の資金調達を果たし、現在も480百万円を集めていて86%まで進捗しています。
今後、改めて花粉症対策の「ガバメント・クラウドファンディング」に取り組む可能性も十分秘めています。
宮津市に於いても「ガバメント・クラウドファンディング」を活用した花粉症対策を提案しますが、如何ですか?
Ⅱ.コロナ禍等の教訓を生かす行財政改革
1.コロナ禍の影響と行政のデジタル化
新型コロナウイルス感染症が蔓延して1年になりますが、民間企業でも、都心部はテレワークが一気に進みましたが、地方での実施率は2~3割程度だと言われています。
行政では「未だにFAXで連絡をとる保健所」や「ハンコ社会の役所体質」など耳を疑う新聞記事を見かけました。
行政のデジタル化は、従来、「コスト」と「情報漏洩リスク」と「利便性」の3点のバランスで決まっていましたが、コロナ禍は「感染リスクの軽減」を考慮しなければならなくなり、デジタル化を早める推進力になり、徐々に業務改善に向けた動きが始まりました。
今後の地方自治体全般のデジタル化の流れに関して、住民サービスのデジタル化はオンラインサービス拡大で、内部事務はテレワーク推進で進むと推察されます。
宮津市に於いても、新しい生活様式に対応した書面規制・押印・対面規制の見直しの取組として公共施設の予約受付などをオンライン化するとともに電子決裁・RPA(Robotic Process Automation、人間の代わりに業務をこなしてくれる自動化ツール)の導入により、市民サービスの向上と年間4,200千円の職員人件費削減に繋がる「行政手続き等のデジタル化」として本定例会の補正予算に11,500千円が計上されました。
これは宮津市独自にシステム構築するもではなく、京都府との連携を前提に前述の「コスト」と「情報漏洩リスク」と「利便性」の3点に加えて「効率性」を考慮していることが予見され、大いに期待したいところですが、詳細は、後日、議案審議の折に触れたいと思います。
以上がコロナ禍の影響と行政のデジタル化に関する現状と将来の概略を拙く説明致しましたが、訂正や補足などあれば、ご指摘願います。
2.コロナ禍の教訓を生かす行政改革
(1)行政のデジタル化促進
①紙を中心に行われている決裁事務や保管資料のペーパーレス化(電子化)
Ex.PDFによる市役所の空スペース、山口市役所。
②行政サービスの質的向上
・市役所に来庁せずに、住民票の写し等が取得できるコンビニ交付サービスやワン・ストップ・行政サービスの普及促進。
Ex.三重県桑名市等多数の実績あり。
・LINEの「持ち運べる役所構想」活用。
Ex. 和光市
③SNSを活用した市民・地域等との連携・協働
・LINEやFacebookによる防災情報・市政情報・イベント情報等を利用者が選択した情報を配信。
・パブリックコメントなど市民からの情報収集。
④市職員のIT研修制度の充実等。
(2)テレワークの誘致と環境整備
①市役所や駅など公共施設に於けるWi-Fi環境整備等。
②事務・調査・デザイン・プログラミング等デスクワーク中心の業種・職種や宮津出身者が経営する企業へのアプローチ、サテライトオフィス進出の補助など。
cf.由良に㈱カスタネット:オフィス用品・防災用品、植木力 社長、堀田力 顧問(弁護士・公益財団法人さわやか福祉財団会長、元東京地検特捜部検事としてロッキード事件捜査を担当、幼少期は宮津で成育)
3.税収不足の財政対策
cf.リーマンショック後の経済回復は5年。
(1)高速道路IC周辺の商業施設誘致
cf.2015年3月と2019年3月定例会の一般質問「増収策の提案」と答弁の一部検証。
2015年3月の質問
宮村のコーナン宮津北東交差点から、宮津天橋立インターチェンジ出入り口に至る約1kmは、西側が第2種住居地域、東側が農地及び農用地となっている。
農用地に関しては、これ迄の市の施策であり、今後地元住民の皆さんとの十分な意思疎通を前提とした上で、夏に予定する京都縦貫道の全線開通に即し、今後の都市計画及び都市計画道路の再編を考慮する。
2019年3月の答弁
当該地域の優良農地は維持したい。
農用地以外は、誘致に向け地元と調整を図ってきた。
cf.ドラッグストアゴダイの効果:スーパー・フクヤ宮村店をクスリのアオキが買収・リニューアル。
(2)リゾート施設の誘致
cf.固定資産税と地元旅館との相乗効果。
(3)観光地でのコンビニエンスストア展開の促進
cf.天橋立駅は海の京都の一丁目一番地、外国人が使えるATMのニーズ。
新型コロナ対策で…
傍聴席の入口に自動温度測定器が設置されました。
【一般質問の動画】
https://www.youtube.com/watch?v=Ze9TIiJMlB4

宮津市庁舎の「屋内の剥き出しコンクリート柱」には全て「木目」が!

初日の一般質問で、松本隆議員が「公共施設の予防保全と宮津市役所本館の文化財としての価値について」という題で質問されました。
私も今日初めて知ったのですが、屋内の「剥き出しのコンクリート」には全て「木目」が施してあります。
宮津市庁舎は木の温かみや自然との調和など建築家のコンセプトが詰まった建物です。
宮津市庁舎本館は、京都国際会議場、広島平和記念資料館などを設計した日本を代表する建築家・丹下健三の門下で、旧峰山町(現京丹後市)出身の沖種郎が設計し、1962年に落成しました。
落成当時は、近代的な市庁舎正面に木造の「宮津裁判所」が映える新聞記事が掲載されたそうです。
「宮津裁判所」は、現在、愛知県犬山市の明治村で保存されています。
私も2016年6月に「大地震の防災対策と行政財産の耐震補強」と題して一般質問に臨みましたが、2014年に実施した耐震診断に於いて、構造耐震指標(IS値)は宮津市庁舎本館0.13・別館0.10で、地震発生時に倒壊の危険がある0.3を下回っています。(0.6以上が危険性が低い)
これからのペーパレス時代で市庁舎の役割も変わることが予想されます。
同僚議員と「知融」をもって保存する方法を探りたいと思います。

水道事業・下水道事業の例月出納検査2021年2月

昨年7月から務める「監査委員」の仕事で…
毎月の月初か月末は、2日間に亘り目を皿のようにして宮津市役所の一般会計の「支払い伝票」を検査し、3日目は、特別会計の水道事業・下水道事業の出納を検査します。
今日はその3日目で、担当の建設部上下水道課の課長・係長と打ち合わせ、業務を終了しました。
担当の係長は財務の経験があり、官民で勘定科目の仕訳(しわけ)に違いがあることなど大概の質問に即答してくれます。
知的好奇心を擽られる楽しい一時です。
いよいよ明日から一般質問が始まり、議案質疑・常任委員会による審査・予算決算委員会が続きます。
議員の職責を全うしたいと思います。

一般質問のお知らせ202103

今朝、宮津市内の新聞折込に「一般質問のお知らせ」が配布されました。
私は第2日の4番目に登壇する予定で、3月4日(木)14時頃に以下の通り質問します。
1.花粉症の対策を望む
今や国民病と言われる花粉症に対し、林野庁は伐採と販売・人工林の植え替え・先端技術で花粉を出さない対策に取り組み、独自の対策を練る自治体もある。宮津市の花粉症対策を問う。

写真2枚は…
林野庁の「森林面積に占めるスギ・ヒノキ人工林の割合」と「花粉発生源対策3本の‛斧’」
【林野庁のHP「林野庁における花粉発生源対策」】
https://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/kafun/
【花粉症のWikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87

2.コロナ禍等の教訓を生かす行財政改革
「市役所に行かなくても住民票の写し等が取り付けられる」デジタル化の促進策や高速道路インター周辺への商業施設誘致など今後の税収不足を解消する行財政対策を提案する。

三重県桑名市ではスマホで住民票が申請できます。
「市役所に行かなくても住民票の写し等が取り付けられる」デジタル化が全国の自治体で進んでいます。
京都縦貫道の宮津天橋立ICの三叉路にある市営マンション4Fから宮津市街地を望む

2015年2月28日の写真で、ドラッグストアのゴダイ宮村店が未だありませんが…
同年3月定例会の一般質問「都市計画道路沿線の安全対策と有効利用」で、宮津天橋立ICから市街地にアクセスする新浜松原線沿いの商業施設を誘致する為に農地から準工業地への変更を提案しました。
尚、新浜松原線の側道は、将来、高速の交通量が増えて宮津天橋立ICのの出入り口が、現状の三叉路から両面方向に変更する時に備えたものです。

二・二六事件から85年

1936(昭和11)年2月26日の早朝、「昭和維新」を目指す陸軍将校らが1,483名の下士官・兵を率いて政府や陸軍の要人や警視庁などを襲撃した「二・二六事件」から85年経ちました。
当時の岡田啓介 首相は九死に一生を得ましたが、高橋是清 大蔵大臣、斎藤実 内大臣、渡辺錠太郎 陸軍教育総監と内閣総理大臣秘書官、警察官など全9名が亡くなりました。
歴史の教科書で…
1932年(昭和7年)5月15日の夕方、海軍将校の一団が犬養毅 首相を殺害した五・一五事件で「政治政党は終わり、軍人が政治に干渉するようになった」
そして、二・二六事件をを鎮圧した「軍部の政治への発言力が強まり、軍国主義が台頭した」
と学んできました。
しかし、事態はそう単純ではないと考える研究者が近年増えているようです。
二・二六事件後に内閣が短命で変わる政治の混乱期がクローズアップされますが、国立公園指定の開始や1940(昭和16)年の東京オリンピックや万博の開催などが決まる緩い世相があったことも事実です。
これから多角的な分析で世相の怖さを紐解く研究が進むことを望みます。
掲載した写真は…
1989(平成元)年6月に公開された映画「226」の撮影時で、私達は「尊王討奸」という鉢巻を締めています。
滋賀県草津市の琵琶湖畔に反乱軍の司令部となった「山王ホテル」のオープンセットが作られ、寒い時期の撮影が続きました。
映画「226」撮影時の思い出…
一つ目は飛行機から撒かれた「降伏を促すビラ」を拾う役を頂きましたが、何度やっても五社英雄 監督のOKが出ず、益々緊張して硬くなり…
公開された映画を見たら、ほとんどカットされていました。
ビジネス以上に厳しい世界です。
二つ目の思い出は…
当時メジャーになり始めた竹中直人さんが、撮影の長い合間にその年に見つかった資料で二・二六事件の黒幕など歴史の事実が紐解かれるかもしれないというお話をされ、歴史談義に花を咲かせていました。
ちょうどその時、NHKの「西日本ダイヤル」の取材班が来られ、竹中直人さんや1992年のTBSドラマ「ずっとあなたが好きだった」の冬彦さん役でブレークする佐野史郎さんなど当時の若手俳優が当日の21時前の画面に登場、その後ろに私が写っていて、今は亡き姉が興奮して電話をかけてきたのが昨日のことのようです。
【東京新聞2021年2月26日の記事『二・二六事件から85年 ある少尉の決断と回顧 「なぜ殺害は起きたのか」問い続ける遺族』】
https://www.tokyo-np.co.jp/article/88199
【二・二六事件のWikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E3%83%BB%E4%BA%8C%E5%85%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6
【exciteニュース2016年2月26日の記事「二・二六事件とは何だったのか 80年以上経った今、改めて振り返る」】
https://www.excite.co.jp/news/article/E1456451258390/
【映画ウォッチ2020年5月3日の記事『映画「226」ネタバレあらすじ結末と感想』】

226


【映画226のWikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/226_(%E6%98%A0%E7%94%BB)#%E3%83%AD%E3%82%B1%E5%9C%B0
【YouTube『昭和維新の歌 映画「2・26」』】

映画226撮影当時、兵営の焚火を囲んで「青年日本の歌」(昭和維新の歌)を歌うシーンがあり、配られた紙を見て家で必死に練習して10番まで暗記しました。
添乗員のバイトで宿泊していた大浴場でも熱心に練習していたら、周囲に誰もいなくなりました…

例月出納検査2021年2月

昨年7月から務める「監査委員」の仕事で…
毎月の月初か月末は2日間に亘り、目を皿のようにして宮津市役所の「支払い伝票」を検査しています。
24日から市議会の2月定例会が始まり、今日は駆け足で資料を検査し、会計課と前月に指摘した問題点の履行状況を含めて打ち合わせ、業務を終了しました。

新型コロナウイルスは「正しく恐れる」こと

Yohooニュースやgooニュース等インターネットに、まいどなニュース2021年2月23日の記事『新型コロナ感染で氏名公表の市議に心ない言葉…「正しく恐れることが大事」』としてコロナ感染の体験談を掲載頂いた為か…
同じような問合せが増えてきたので、以前のコメントを改めて転記します。

『新型コロナウイルスは「正しく恐れる」こと』

既に新聞、テレビやインターネットのニュースで全国に報道されましたが、私は昨年12月2日に新型コロナウイルスに感染し、病院の隔離施設に12日間入所しました。
更に7日間の自宅待機を経て、年末の議会に復帰し、現在は通常通り暮らしています。
この経験から学んだことを以下の通りお伝えします。
皆さんのお役に立てれば、幸いです。

1.接触者を正確に保健所へ伝えること
コロナが他人へ感染する期間は、一般に発症日の2日前~14日後の16日間だと言われます。
接触者に対する保健所の調査は電話のヒアリングで、人によって漏れが生じるかもしれません。
私はサラリーマン時代からの習慣で、手帳に記していた全ての接触者と立ち寄った店舗などを保健所へメールで報告しました。
保健所は国の規定に従って濃厚接触者を絞り調査します。
そして、ほぼ毎日接触していた宮津市議会議員、市職員や立ち寄った店舗など全ての皆さんが無事でした。
尚、私が感染したルートは公務で長距離を車で移動した時に濃厚接触した可能性が高いようです。
(長時間の密室ではマスクが効かない)

2.「正しく恐れる」ことの意義
上述の感染者が出なかったのは単なる偶然ではなく、マスクの着用、手洗い、うがい、3密の回避(会議中のソーシャルディスタンスの徹底)を議会事務局が確実に実行していたからです。
「正しく恐れる」ことが如何に大切か今回の経験で強く感じます。
現在、コロナに関する市民の皆さんから問い合わせが続き、微力ながらアドバイスに励んでいます。

3.実名報道のこと
感染が判明した後、議会事務局長から実名報道に関する問い合わせがあり、私は公人であること、感染ルートの早期解明などの観点から、接触した全ての皆さんに事実をお知らせすることが責務だと判断し、名前を公表しました。
以上が私の経験です。
コロナ禍の元、皆さんのご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。
              宮津市議会議員 星野和彦

【まいどなニュース2021年2月23日の記事『新型コロナ感染で氏名公表の市議に心ない言葉…「正しく恐れることが大事」』】
https://maidonanews.jp/article/14212050
【Yahooニュースの掲載】
https://news.yahoo.co.jp/articles/062c6c35d589063779fd214d4d39f1de3b8b0627/images/000
【gooニュースの掲載】
https://news.goo.ne.jp/article/maidonanews/region/maidonanews-14212050.html

第14回議会活性化委員会 「予算決算委員会のあり方」について

今日は以予算決算委員会を一元化した場合、前回から持ち越した「総括質疑」の時間制限を決めました。
・会派:30分+10分/人
・無会派:15分
・時間内に複数議員が質問することを可とする。
次に総務文教と産業建設福祉の常任委員会の一元化は調整がつかず、次回3月4日に検討します。

時代劇の斬られ役・小峰隆司さんが逝去

長年にわたって時代劇の悪役や斬られ役として活躍し「1万回死んだ男」と呼ばれた俳優の小峰隆司さんが2月10日に87歳でなくなりました。
今夜もKBS京都「遠山の金さん」の再放送でお見かけしましたが…
ますます太秦が寂しくなります。
【スポーツニッポン2021年2月18日の記事】
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/02/18/kiji/20210218s00041000457000c.html
【小峰隆司さんのWikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B3%B0%E9%9A%86%E5%8F%B8

宮津市第2期行財政運営指針は10年後に▲16億円の赤字

2021(令和3)年3月定例会の初日に「宮津市第2期行財政運営指針」の提案理由説明がありました。
2019年3月定例会時の財政見通しは▲41億円と赤字で、財務内容は破綻した夕張市に次ぐ「全国ワースト2」となり、全国に報道されましたが、今回の見通しは10年後に▲16億円となっています。
改善した数字の根拠を他の同僚議員と本定例会で究明したいと思います。

2021(令和3)年3月定例会が始まりました!

今回の議案は全45件で、内2件は補正予算の専決処分の承認、2021(令和3)年度予算20件・人事案件1件・財政運営指針の計画1件・条例の制定14件・その他7件です。
3月29日まで会期34日間審議します。
尚、コロナ対策で議場の座席前にプラスチックの透明盤が設置されました。
【議案資料】
http://www.city.miyazu.kyoto.jp/www/inside/gikai/gian/link/R03.htm
【京都新聞2021年2月18日の記事】
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/511064
【毎日新聞2021年2月19日の記事】
https://mainichi.jp/articles/20210219/ddl/k26/010/384000c

【京都新聞2021年2月12日の記事が21日正午のYahooニュースで全国3位】
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/504950
天橋立に拘わらず…
観光業や運輸業に携わる大手企業の皆さんからも未曽有の窮状を電話やメールで伺います。
3月定例会の2021(令和3)年度予算で「持続可能な観光地域づくり事業」31百万円の議案が上がっていますが、「ポストコロナ」の想定です。
喫緊の課題に対応する施策の必要性も議会で理事者へ尋ねてみたいと思います。





2021年度予算「短期国債が4割」の異常事態!

国の財政は自転車操業…
コロナ後の対価は高くつきます。
日銀が買い支える株価に慢心している時ではないと私は思います。
【東洋経済2021年2月22日の記事「2021年度予算、「短期国債が4割」の異常事態~短期債借り換えに奔走、コロナ対策の高い代償~」】
https://toyokeizai.net/articles/-/412805
【まいどなニュース2021年2月22日の記事「株高、日経平均4万円の現実味 「コロナ後」に何が待っている?」】
https://maidonanews.jp/article/14210543

私の「新型コロナウイルス感染の体験談」がネットニュースに掲載!

京都新聞のリモート取材で「新型コロナウイルス感染の体験談」を掲載頂きました。
念の為にお伝えしますが…
髪がないのは後遺症じゃありません。
【まいどなニュース2021年2月23日の記事『新型コロナ感染で氏名公表の市議に心ない言葉…「正しく恐れることが大事」』】
https://maidonanews.jp/article/14212050?p=25498887

 国内で新型コロナウイルスの感染者が初めて確認されてから1年が経過した。
いまだに収束が見通せないことに、不安を感じている人も多いだろう。
では、新型コロナに感染したらどのような症状が現れるのか。
隔離施設ではどのような生活を送るのか。
昨年12月、新型コロナウイルスに感染したことが分かり、隔離施設に10日間入った京都府宮津市の星野和彦市議(55)に話を聞いた。
 星野市議は11月20日、公務のため、後に新型コロナウイルスに感染したことが判明した関係者2人と車に同乗して出掛けた。
往復約5時間の長距離移動だった。
 宮津市議会12月定例会の開会日だった11月30日朝、目覚めると喉に違和感を感じた。
加湿器内の水がなくなっていたため「エアコンで喉を痛めたかな」と思い、それ以上は気に留めなかったという。
 12月2日、会議の際に喉がかすれて声が出づらく、周囲に「大丈夫か」と心配された。
その日の夕方、保健所から電話があり、新型コロナウイルスに感染した関係者の濃厚接触者であると告げられた。
市からも電話を受け「車で陽性者が出ているので感染の可能性はかなり高い」と言われたという。
 翌日の12月3日朝、保健所でPCR検査を受けた。
車に乗ったまま検体を採取する「ドライブスルー方式」で、試験管の中に唾液を入れて提出したという。
帰宅後は通帳を用意するなど入院となった場合に備えた。
 12月4日、保健所から陽性との連絡があった。
腹をくくったつもりだったが、過去に狭心症で何度か倒れていることや、数年前から肺に影があることから怖くもあった。
 自宅から車で約1時間の場所にある病院の隔離施設へ入所するよう案内された。
「どうして遠くの病院に行かなければならないんだろうと思った。
稼働率が下がっている地元のホテルで療養できれば、地元の経済も潤うのではないか」と星野市議は話す。
12月6日、病院へ向かった。隔離施設に到着すると、入り口が封鎖されていた。
電話で到着を知らせると、入り口が解錠された。
用意されたのは12畳ほどの広さの個室。
1フロアに約10室あり、半数ほど埋まっていたようだったが、他の入所者の姿は食事を棚まで取りに行くときに見かける程度だった。
 12月9~11日、せきが出た。
ひどいときは15分に1回以上のペースでせき込み、3日間は寝ていたという。
星野市議は「首と背中の付け根の辺りが痛くて『変なところが痛いな、普通の風邪じゃない』と思った。
これまでに経験したことのないせきで、気味が悪かった」と振り返る。
 せきとともに血たんも増えた。
入所前に薬を持参するように言われていたため、持ち込んだ市販の漢方薬を飲んでしのいだ。
「死後の準備ができていないから死んだときは困るな」と覚悟する瞬間もあった。
隔離施設に看護師などはおらず、健康状態はタブレット端末で数値を記録し、送信していたという。
 12月12日に退所する予定だったが、せきとたんの症状があったことから「3日間、完全に症状がない状態でなければ退所できない」と延期になった。
会期中の市議会12月定例会が気がかりだった。
人と接触することのない孤独な時間だったが「病院のスタッフがお弁当に手紙やマスク入れを入れてくれて『落ち込まれてないですか』と心のケアもしてくれた」と感謝する。
 12月16日に退所する際は感染拡大防止のため、シャンプーやボディーソープ、シーツ、バスタオルなどを全て捨てるように指示された。
 星野市議は7日間の自宅療養を経て、12月24日に復帰した。
寒さが厳しい日はたんが出るようになったといい、「コロナに感染したことと関連があるかもしれない」と不安を漏らした。
 仕事柄、新型コロナウイルスの感染が公表されたことで差別を受けるのではと危惧していた。
体調を気遣う声が多い一方、市民に退所のあいさつをした際に「感染しないでしょうね」などと心ない言葉を浴びせられることもあった。
 また、身近に感染者が確認されたことで「家族が感染していないか心配だ」と知り合いから電話やメールで相談されることもある。
星野市議は「みんな、すごく怖がっているが、正しく恐れることが大事。なってみないと分からないので、この経験を広めたい」と語った。

新ゴミ処理施設は大丈夫 !? ~宮津与謝環境組合議会~

与謝野町・宮津市・伊根町が共同でゴミ処理施設を運営する宮津与謝環境組合の議会が本日開催され、2021(令和3)年度一般会計当初予算489百万円など4議案が全員賛成で可決しました。
2月17日の京都新聞に掲載されましたが… 「基準値を超えたダイオキシン問題」に関して、本会議及び全員協議会で各議員から質疑が集中しました。
現在のゴミ処理施設は焼却炉の運転を休止し、運営委託事業者のタクマ・タクマテクノス特定運営共同企業体が約3週間かけて原因を究明しています。(ゴミの搬入は継続中)
私は、瑕疵があった場合の費用負担、第3者のコンサル起用やモニタリング委員の調査に関する契約書の規定等※を把握した上で対応することが肝要ではないかと申し上げました。
特に須津と石川地区に住む皆さんにとっては不安が募ると思います。
確実で可及的速やかな解決を求めていきたいものです。
※契約書の内容を閲覧する場合は、議員も開示請求が必要になります。
【宮津与謝環境組合のHP】
http://mykankyo.jp/
【京都新聞2021年2月17日の記事「ごみ処理施設から基準値超えのダイオキシン類 焼却炉の運転を停止」】
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/510213




3年前に亡くなられた大杉漣さんを偲んで…

今日は俳優の大杉漣さんの命日で、亡くなられて3年経ちました。
漣さんとは…
「東京から宮津を元気にする会」の尾上規喜 名誉会長をはじめフジテレビの皆さんのご厚情を賜り、BSフジ「漣ぽっ」※の撮影が実現し、2016(平成28)年10月13日に大杉漣さんを宮津へお招きしました。
※同年11月13日(日)17~18時に放送、ダイジェスト写真はHPをご覧ください。
【BSフジ「漣ぽっ」のHPから♯46「京都府宮津」を抜粋】
https://www.bsfuji.tv/renpo/46_1.html
気さくな性格と学歴の高い教師を父親にもつ共通の悩みもあり…
撮影終了後も大好物だった「竹中罐詰のオイルサーディン」を通じて親交頂きました。
BSフジ「漣ぽっ」は…
京都府北部の市町が連携する「フィルムコミッション」に加わらない宮津市に代わって、ロケハンやホテルの手配等、初めて個人で対応した番組で粗相もありました。
しかし、翌月に撮影が実現したBSフジ「酒旅」(あおい輝彦さん主演、2016年12月放送)でほぼノウハウを習得し、番組を誘致する東京の体制も整いました。
現在、宮津や伊根のテレビ番組が増えていますが、「漣ぽっ」はその先駆けとなるメモリアル番組です。
漣さんには感謝に堪えません。
名残惜しいですが、改めて漣さんのご冥福をお祈り致します。
【朝日新聞2018年2月21日の「大杉漣さん逝去」を伝える記事】
https://www.asahi.com/articles/ASL2P6X52L2PUCLV02N.html
【日刊スポーツ2021年2月21日の記事「大杉漣さん命日、長男隼平氏…きっと見ていてくれる」】
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202102210000164.html
【大杉漣さんのWikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9D%89%E6%BC%A3
今はない宮津市公設市場を訪れるを大杉漣さん。
撮影開始直後の「宮津漁港」の撮影が予定外に長引き、「公設市場のシーン」で大好物のパンを食することが叶わず、没になりました。
撮影終了後のロケバスで、漣さんが「ただ一つだけ残念だった」と洩らされたのは堪えました。
竹中缶詰の「オイルサーディン」工場で缶詰作りを経験された後にイワシを食べられ大杉漣さん。
漣さんはイワシが大好物で、サッカーチーム名も「鰯(いわし)っこクラブ」だそうです。
竹中缶詰の撮影に入る直前、「俺がここのオイルサーディン大好きだから連れてきただろう?」
「俺の好物の世界まで踏み込む撮影には応じないぞ!」と明るくすねられた漣さんが懐かしい…
撮影終了後に漣さんのテンションが急上昇しました。
東京に帰られてからも、ちょくちょく電話で注文されていました。

日本三景 天橋立周辺「店が消える」 昼中心の観光地、時短協力金受け取れず悲鳴 ~Yahooニュースで全国3位~

京都新聞2021年2月12日の記事ですが…
今日正午のYahooニュースで全国3位でした。
天橋立に拘わらず…
観光業や運輸業に携わる大手企業の皆さんからも未曽有の窮状を電話やメールで伺います。
3月定例会の2021(令和3)年度予算で「持続可能な観光地域づくり事業」31百万円の議案が上がっていますが、「ポストコロナ」の想定です。
喫緊の課題に対応する施策の必要性も議会で理事者へ尋ねてみたいと思います。
【京都新聞2021年2月12日の記事「日本三景・天橋立周辺「店が消える」 昼中心の観光地、時短協力金受け取れず悲鳴」】
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/504950

定期監査がほぼ終了

年明けから段ボール箱で届く宮津市各部の契約資料で、ふれあい広場のガラシャ像が見えなくなる時もありましたが…
本日、最後の担当部からヒアリングをして、「定期監査」がほぼ終わりました。
10年前には「電子決済」や「資料のPDF化」が主流となっている企業文化に比べ、未だに大勢が捺印する「ハンコ」や「大量の紙」がベースとなる役所文化の違いに驚きますが…
本年3月補正予算で「行政手続き等のデジタル化」12百万円の議案送付がある通り、宮津市役所でも効率化に向けた動きが漸く始まります。
これから指摘事項を代表監査役と事務局長が纏められますが、私にとって「定期監査」は不備の指摘に留まらず、資料を通じて行政を知るとても良い機会でした。
今後、行政の効率化に向けた提案に繋げたいと思います。
今日は日差しに恵まれ…
昨夜まで22㎝積もった雪も日当たりの良い道路は解けました。